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2020年7月27日 (月)

今日の一枚 No.65

「今日の一枚 No.64」でFS108を取り上げた際、いつもコメントをお寄せいただくCedarさまから、2100形の台車はどういうのでしたかとのコメントを頂いたので、今回はその2100形のFS14です。

2100形は、それまでの車両から軽量・高速化を図る目的で種々の研究に取り組んできた結果、抜本的な主電動機や駆動方式、制御・制動方式の採用は見送りつつ、車体軽量化を実現した車両でした。

採用された台車FS14は、台車枠は一体鋳鋼製ながら軽量構造の軸バネ式とし、枕バネの内側にオイルダンパを仕込み、ブレーキシリンダーも内蔵していますが、そのオイルダンパもブレーキシリンダーも、外見からは見えません。

19740630_0037_25

上の写真は1974(昭和49)年6月に、海老名基地で撮影したクハ2152のものですが、連結相手のデハ2102の台車を良く観察すると、形式は同じFS14ですが相違があることに気づきました。

Fs14

デハの台車からは軸箱上部のブレーキロッド等見られません。 揺れ枕左方には、取り外した後のような穴が2つ。

軸箱上部のブレーキロッド等クハでは、車両中央方向に確認できたのですが、デハも同じ位置の台車です。この時1両分の台車を全て、両側から撮影していたら謎が判明できるのですが、残念ながらOER3001氏はその謎を説明できません。

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その後、モハメイドペーパーさまから「鉄道ピクトリアル アーカイブセレクション38 住友金属の台車」によれば、水平テコと引棒は手ブレーキ用だというご教示を頂きました。 従って運転台下の台車だけのようです。 二つの穴は、どうも鋳造段階で空いていたようです。

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コメント

 鉄道ピクトリアル アーカイブセレクション38 住友金属の台車 で調べてみると、水平テコと引棒は手ブレーキ用だそうで、当然、連結面寄りの台車にはありません。デハも同じ位置(運転室寄り?)とのことですが、4連固定化で中間封じ込めになった車両ではないですか。何かを取外した跡は、戻しバネの取付座だったようです。

モハメイドペーパー さま
ご教示ありがとうございます。早速、「鉄道ピクトリアル アーカイブセレクション38 住友金属の台車」で確認しました。
それにしても、デジタルになった今なら、できるだけ台車も2台車/1両を両方向から撮っておくべきですね。後でいろいろ疑問が生じたときに役立ちそうです。

さっそく2100の台車をご紹介いただき、ありがとうございます。
鋳鋼台車ながらぐっとスリムで近代的なデザインですね。これがOER最後の吊り掛け台車(4000のP-Ⅲを除く)になりますね。
あとは1900のサハについていたOK台車もユニークでした。

Cedar さま
いえいえ、いつもご覧頂き、またコメントをお寄せいただきありがとうございます。
その通り、最後の吊り掛け吊り掛け台車です。小田急は戦後、様々な台車を試験していたので見ていて楽しかったです。

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