2023年9月26日 (火)

製作技法勉強会?

川西能勢口駅を降りたのは、度々TT氏からお誘い頂いていたこれに初めて参加するためでした。ペーパーモデラー座談会。所有している模型を走らせて楽しむ運転会ではなく、ペーパーを主材料として車体を作る人々が集まり、製作ノウハウや苦心点などを話題にするもので走らせません。

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川西市の施設であるアステ市民プラザ・マルチスペース2という会場では、既に多くの方々がいくつかのテーブルごとに、持ち寄った作品を肴に熱く語って居られました。

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その中、阪急ファンである主催者のTT氏が高校時代に製作されたと言う阪急顔のモックアップ。顔部分の技法確認のためであっても、ここまで仕上げるものかと驚きました。

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その氏が製作途上の車体を披露しています。

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その中で注視してしまったのがコレ。窓抜きはカッティングプロッターによるとのことですが、特徴的なサッシ表現に挑戦しています。サッシ部分はカッティングの後に裏から押し出して表現してみたとのこと。

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なるほど、サッシ部分が押し出されていることが目視できますが、写真では判りづらくてすみません。押し出した後は瞬間接着剤で固着しているようです。

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オデコの整形にはミリプット・エポキシパテ瞬着パテなるものを使用しているのだとか。新しい材料の情報も勉強になります。

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こちらは組み立て式ラック棚などの多穴式アングルを活用した屋根肩曲げ道具。

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アングル材と帯材とを所定ボルトで挟みます。程よいサイズを見つけたとのことですが、20m級車体にはボルトのピッチが合わず使えないとのこと。

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挟んだらこうして扱きながら曲げ癖を付けて行きますと、自ら実演してくださりました。

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続いては屋根Rの成形を実演してくれました。硬質ウレタンをマットにして、蕎麦打ちではありませんが麺棒ならぬ適度な直径の丸棒でゴリゴリと。

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阪急ファンだけに、長年にわたって阪急車作り続けて来ていろいろな技法を考えるものです。常に“課題”を頭に、ホームセンター他の店舗を調査、材料を見つける眼とひらめきが大切ですね。

なるほど、大変勉強になりました。

 

 

2023年9月24日 (日)

阪急に乗って

そして、新開地で乗換えた阪急がSDGsトレインの1000。阪急マルーンへのラッピングはなかなか目立ちます。

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そう言えば、伝統的な車内ながら、優先席のシート地はグリーンではなくなっていたのですね。

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壁装材カラーもドア部は濃い色に。そして、戸袋部にあの広告が!! いよいよ来週から社名から「印刷」が無くなります。

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西宮北口で下車、改めて正面を。

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乗って来た電車を見送り、暫しこの線路配線に見とれます。

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この後急いで階上に向かい、今津線に乗ります。武庫川の鉄橋を渡れば宝塚。少し駅前を散策したかったのも諦め・・・、

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入線して来たこの宝塚線急行に乗ります。

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ホーム最後部から最前部へ歩き、西宮北口に向かう今津線を見送ります。同じホームで乗り換えができる配線は良いですね。

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梅田行は隣の4番線から発車。これに乗るので前照灯の点灯まで待つことができません(涙)。

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神戸線で乗ったのは1000、ここでは9001と、何だかラッキーな気分になります。

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2007年日立製作所製ということを収めたかったのですが、同時に撮れたこれが凄い! さまざまなお願い事項が書かれたステッカー、なるほど!と感心してしまいますが、読む人どのくらい居るのでしょう??

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日立製のこの天井デザインは優れものだと思います。

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ずっと前方を注視していたら、SDGsトレインは宝塚線にも居たのですね、1101。

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乗って来た9001は川西能勢口で下車。

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ここで降りれば、隣のホームには能勢電が接続待ちしています。

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阪急の在籍車両は、屋根R部分がアイボリー塗装されてしまったので、全身マルーンは懐かしく感じます。阪急じゃないよと、車体には能勢電マークが。

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その能勢電を見送って・・・。

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ここの改札口を出た次第。

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この日はここが目的地。この後のことはまた改めて・・・。

 

2023年9月22日 (金)

「ひかり」は西へ

そんなコピーがあったことを思い出しながら、久しぶりに「ひかり」に乗ります。

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高校の修学旅行で降りた姫路で下車です。

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姫路と言えばほとんどの人は世界遺産である姫路城、白鷺城とも言われる白い外観を思い浮かべるでしょう。その姿は姫路駅の改札を出ればすぐ見ることができます。

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OER3001氏には城見学予定は無く、駅コンコースの模型で済ませます(笑)。

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目指すところはこちら。改札は百貨店が入るターミナルビルの2階。

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小田急、京王、東急、西武、東武など、東京の大手私鉄にもターミナルビルから発着する姿がありましたが、近年地下化されたり通り抜けスタイルになるなど、“正当ターミナル”の姿が無くなりつつあるようですが、こちらは堂々としたものです。

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改札を抜ければ4線の櫛形プラットホーム。OER3001氏が好きなカタチの電車が停まっていました。

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その内の1本が発車して行きましたが、3両編成というのも模型的で好感が持てます。

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ところが、乗車予定していた特急はなんと、6両編成の他社車両です。

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しかも、こんなプレートが掲げられているではないですか!

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側面に目をやれば、窓ガラスにも。

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「あれ」ですか、「A.R.E.」(Aim! Respect! Empower!)だそうです。

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車内にもこれが。まあ時期が時期だけに、これも良い記録だとしましょう。

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そんな電車で山陽路を楽しませて頂き、車窓に広がる瀬戸内海を眺めます。

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天気にも恵まれ、明石海峡大橋や須磨辺りからの眺めは気持ち良いものでした。

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地下に潜った新開地で阪神車にさようなら。阪急車に乗換えようとすれば車番が1000ぴったり。SDGsトレインだそうです。

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久しぶりの関西訪問。先ずは山陽路の「乗り鉄」から始まりました。

 

 

2023年9月20日 (水)

乗り鉄、撮り鉄旅

実は今、OER3001氏は関西方面にいます。この記事が掲載される日に帰って来ますが、旅の経路を昔の写真で追ってみましょう。

京都市内で朝を迎えた日、これを追いかけて琵琶湖方面に。流石にこの80形はとっくに引退、写真の81のカットボディーが錦織車庫で保存されているようです。

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1997(平成9)年に開通した京都市営地下鉄東西線直通のため、大津線は1,500Vに昇圧。4両編成の800系が導入されていますが、今は塗色が変更されているのでこの姿に出会うことはありません。

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もう一泊して翌日は吉野を目指します。まだ乗っていなかったこれで大阪阿部野橋へ。

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難波から名古屋まで近鉄自慢の特急車を体験することとしているのですが、アーバンライナーはもう30年選手だったのですね。

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デラックスシートと言いましたっけ? 名古屋方先頭車の座席。この時も楽しかったことを覚えています。

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そして名古屋からは・・・。名鉄特急で豊橋へ向かうのですが、パノラマスーパーは元気なのでしょうか? 一応先頭座席を確保してはいるのですが、どんな車両が来るのか楽しみです。

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という訳で、豊橋からの新幹線は小田原で下車。小田原からはこれ。

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近鉄、名鉄、小田急と、先頭車両の1列目座席が確保できているので久しぶりにワクワクです。

 

 

2023年9月18日 (月)

パンタグラフ

16番ゲージではいつの間にか宝石のような値段(大袈裟過ぎる?)になってしまったパンタグラフ。Oきなサイズでは容易に入手できないのですから買えるだけましと理解すべきかも。

Oきなサイズは幸いカツミ製のPS16はストックがあります。イコライザーも付いてしっかりした作りです。これが3線式の玩具のような電車に付いていた時代もあったのですから。

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しかしこれを制作中の小田急擬きにそのまま使うのには、交流電機のパンタのような台枠の形状がどうしても気になります。

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そこで思い切って改造することにして、ストックの3×3および3×5のアングルから、下のようなものを切り出しました。

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これをハンダ付けして、PT42様の台枠とすることにしました。

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元のPS16は、台枠の碍子止め部分とアングル部分を切断してしまいました。

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ここに先のアングル材から製作したものをハンダ付け、同時に下枠のタスキをPT42様に張り替えました。

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利用できそうな部分を生かし、PT42らしきパンタグラフに蘇りました。

 

2023年9月16日 (土)

新機種導入

鉄道の話ではありません。カメラです。

実は愛用していたコンパクトデジタルカメラ〔Canon SX720HSを、先日烏山線・滝駅で落としてしまい、液晶パネルにヒビが入ってしまったのです。早速キヤノンサービスセンターに持ち込み、修理を依頼したのですが・・・

数日経って来た連絡では、交換部品が無く機種交換で対応させてほしいとのこと。全く問題ないのでOKしました。

が、何と、交換されたのは1ランク上位機種の〔Canon SX740HS〕でした。

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願ってもいないラッキーな“修理代”は税込み26,400円。

半導体不足からこの種のカメラは何処の店頭にも無く、予約入荷待ちになる機種。しかも希望小売価格と思われる58,300円。それが半値以下で入手できたというもの。

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弱点は重量が少々増加したことですが、チルト液晶パネルが魅力です。

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こうして“自撮り”ができるというのですが、OER3001氏には他の使い道がありそうです。

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残念なことは多機能をまだ使いこなせない。とりあえず手近なところで試し撮りです。

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まあ何とか撮れましたが、撮影画像をまだPCに取り込めないという状況で、ストレスが溜まるばかりです。来週は久しぶりに関西方面遠征だというのに・・・(涙)。

 

 

2023年9月14日 (木)

シニアの運転会

ロマンスカー天国の他に、各氏が持ち寄られた車両たちの一部を。ロマンスカーの間を縫うように京成3200形が。

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古くからのお付き合い仲間であられるWM氏のペーパー自作。

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完成から半世紀近いのではないでしょうか、インサイドギアと縦型モーター2台による音を立てて快走していました。

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海外ものを持ち込むことが多いIK氏は、珍しく国鉄もの。赤いナンバープレートのC56 124号機牽く貨物列車を。帰宅後に調べてみればC56 124号機は篠ノ井線・明科駅付近で静態保存されていたようですが、現在はどうなっているのか? 調査に行きたくなりました。

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KT氏は京王帝都の5000系4両編成を。エンドウ製品と言うこともあって、快調に走っていました。

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今回もまた、様々な模型に触れることができ、その後はお仲間との“反省会”と称する場所に移動、アルコールを頂きながらのハイテンションの時間となってしまったことは言うまでもありません。

 

 

2023年9月12日 (火)

ロマンスカー天国

多摩川畔の模型店2階運転場、この日は“ロマンスカー天国”となりました。

先ずは先日、幌をシリコンゴム製に改良したペーパー自作、3100形NSE車を走らせます。

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自宅ではなかなか11車体連接車を存分に走らせられないので、久しぶりに爽快な気分です。

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そこに今回は、Ok氏のペーパー自作3000形SSE車2編成が加わってくれました。正面連結器カバーは着脱式なので重連も思いのままです。

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早速、レイアウト上で共演です。

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調子に乗ってこんなシーンも。NSEの背後にはSSEが2編成。

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悦に入っているOk氏とOER3001氏を、冷ややかな目で見るお仲間の視線など全く気になりません。

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最後は“はこね”、“えのしま”、“あしがら”と3編成並べて撮影会。

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両形式ともプラスチック製品化で、入手も手軽になる時代ですが、工夫と苦労を経て自作した車両にはそれなりの価値があると思います。

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運転会後の“反省会”もまた、大いに盛り上がったことは言うまでもありません。

 

 

2023年9月10日 (日)

昼下がりの模型談義

呑み無し、正しい(?)模型談義が、各駅停車しか止まらない駅近くの洒落たコーヒー店で実現しました。

お相手がご持参されたのは先ず、最近某オークションで入手されたというフリーのデト。当然ペーパー自作です。

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これはなかなか凄い作品なのです。OER3001氏がこんな“参考書”にかじりついていた時代のものと思われます。

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上の“参考書”は1962(昭和37)年の発行、翌1963(昭和38)年に発行された下では、その仲間の車両たちが表紙を飾っています。

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基本的にクラブODCの合葉博治氏の設計によるものと思われますが、作者は小室譲二氏ではないかと推測されます。走り装置がモーターだけCanon製に換装したとのことですが、基本設計は変更されていません。

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そしてもう1両が京王電車、306と標記されています。これもオークションで落とされたということですが、奇麗な作品です。

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京王電軌300形の写真は残念ながらモノクロしか見つかりません。

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「京王帝都電車回顧 2」より

車体の色が模型のようなグリーンだったかどうか不明ですが、窓枠は車体色ではなかったようです。

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「京王帝都電車回顧 2」より

ただ尾灯は幕板部ではなく台枠上部だったようですが、奇麗に作り込まれて良い雰囲気を出している模型です。20230906_1003_16

京王電車はレールサウンド装備で、16番パワートラックに使用しているキドマイティ2台による吊り掛け駆動。

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素晴らしい模型に出合え、あっという間に2時間。たまにはいつものようにアルコールを共にというスタイルでないのも良いですね。

 

 

2023年9月 8日 (金)

烏山線今昔

宇都宮ライトレールを満喫した後は100周年を迎えたJR烏山線へ。

目的は滝。駅名はただの「滝」、近くの「龍門の滝」を目指します。

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目的の場所は立ち入り禁止になってしまって残念でしたが、妥協した場所で暑い暑い最中に列車を待ち、漸くEV-E301系を捉えました。

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14年前の2009年はキハ40でした。この場所まで行かれれば列車の左側ももっと収められたのに。

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滝を撮った後は、EV-E301系が充電する烏山駅へ。

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ディーゼル車だった2009年には、左側にも線路とホームがあったのに。

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先頭のEV-E301の停車位置だけ鋼体架線が設けられて、停車すると発車時刻までパンタを上げて充電します。

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駅舎も奇麗に建て替えられていました。

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2009年には味のある少々大きな駅だったのに・・・。モニュメントになっていた腕木信号機だけは元の位置に残っていました。

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充電を終えると宝積寺を目指して折り返します。

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2009年の画像と比較すると、ホーム上屋も造り替えたようですね。

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気動車から「ACCUM」(アキュム)の愛称を持つ蓄電池駆動電車になって9年目なのですね。省エネ、近代化は成されましたが駅は簡素に。それでも廃止などという話題が起こらないよう、長く活躍して欲しいものです。

 

2023年9月 6日 (水)

続:宇都宮ライトレール

大いに魅力を感じた宇都宮ライトレール、GKデザイングループが VI(ヴィジュアルデザイン)、車両から停留場等のトータルデザインを担当していることを知っていたので、できるだけ多面的に観察して来ました。

対向式の停留場(駅東公園前)の様子です。

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乗降口のレール面高さは30センチ。ホームとの段差はゼロ。ベビーカーも車椅子もそのまま通れます。

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乗務員室背後には車椅子の固定具が備えられていました。

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運転席背面の案会表示は液晶パネルでしょうか、多言語表示でした。

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まだ夏のような陽射しの時間帯だったこともありますが、窓も大きく明るい車内です。

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つり手はGKインダストリアルデザインによる“GM型つり手”と言うものらしい。

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宇都宮駅東口から発車間際に乗った車両は進行3両目HU311-Aだったので、連接部を通して先頭車両のHU311-Bが見通せます。

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曲線部では連接部の動きに目が行きます。

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乗降口の床面より5センチほど高くなった床面に、VIのイエローをポイントにデザインされた座席が設けられています。

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乗降にはICカードが推奨されており、乗車時は下方、降車時は上方にタッチします。

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冬季には、押しボタンによる開扉になるようです。

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ファンとして気になるのは運転席。天井には扇風機が2台も。

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サイドミラーは室内に設置されているので、模型化には良いですね。

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制御は左手ワンハンドルですが、クルマのシフトレバーのように丸いだけ。

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足元にフットスイッチが3組ありましたが、何のスイッチだろう? 警音、前照灯切換、それと??

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気になったのは電車線ですが、道路中央に建てられた鋼管柱から可動ブラケットによる直接吊架式が主体。一部区間ではシンプルカテナリーもありました。

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停留場のデザインも統一されていています。

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これは終点の芳賀・高根沢工業団地駅ですが、何処の停留場も統一されたデザインです。

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上屋は木材だったのかどうか? シンボルカラーのイエローとマッチしているように感じます。

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ベンチには地元産の大谷石(軽石凝灰岩)が使われています。

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大谷石は待合室・トイレの外壁(清原地区市民センター前)にも利用され、サイン表示も含めて気持ちの良い施設でした。

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出来立てのLRT、多くの方々に愛されることを願っています。

 

2023年9月 4日 (月)

宇都宮ライトレール

8月26日に開業した宇都宮ライトレール。早々に行って見たかったのですが、開業時の混雑も治まりかけると見た、開業6日目の9月1日に訪問しました。

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 VI(ヴィジュアルデザイン)、車両から停留場等のトータルデザインは、OER3001氏が懇意にしている方も居るGKデザイングループが担当しています。

軌間1,067mm、直流電圧750Vで走る車両はHU300形、芳賀町(H)と宇都宮(U)の3両連結ということが由来だそうです。構造はいわゆるブレーメン形といわれる3車体3台車方式で、宇都宮方からHU300-A、HU300-C、HU300-Bの順。

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模型製作意欲が湧いてきた時に備えて、できるだけディテールも観察、取材しておきました。手前からHU300-A、HU300-C、HU300-Bの順。

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左右の車輪を結ぶ車軸の無い超低床電車と言うだけに、ホームからの段差も一切なく乗り降りしやすく快適な車両でした。

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停留場などの施設も心地良く、ファンになってしまいました。

 

 

2023年9月 2日 (土)

小田急顔

う~ん、こんなもんでどうかな。

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真鍮材で作った前照灯、ペーパー車体に付けてみました。

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細かい部分はまだまだ修正する必要がありますが、一人で満足しています。

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これから正面下部のステップと雨樋付けて、ベンチレーター作って、パンタ台はどうする? 先は長いですが、一応カタチが出来てくるとそれなりに満足してしまいます。

2023年8月31日 (木)

前照灯

でかい、でかい、流石0番はでかい。

小田急顔のシンボルとも言える前照灯ケースなど、パーツが市販されている訳でもなく自作せざるを得ませんが、でかいから16番ではできないことをやってみました。

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使用材料は、ペーパー工作はとしては少々道を外れますが、8φ真鍮パイプと0.5t真鍮板。

真鍮パイプは手持ち在庫が無く、ヨドバシカメラの通販で購入したら何と、税込み407円送料無料! しかも溜まっていたポイントを使ったので現金支出ゼロ。 407円の商品をゆうパックで配送して、利益があるのだろうかなどと心配してしまいます。

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その真鍮パイプを、所定の長さで断面を90度で切断するには、プロクソンのミニサーキュラソウが活躍しました。手元在庫の0.5t真鍮板を所定寸法に糸ノコでカットするのは何でもないのですが、真鍮パイプに合わせて曲げるのには、その部分をライターで熱して焼き鈍ししました。

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そして、正面下部左右の止ねじ表現。 1.2mmタップを切ってビスをねじ込みました。 ビス頭の十字が気になりますよね。 これは最終的にパテで埋めることにします。

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最後(?)に、前照灯ケースの蓋(?)になる部分と本体との間に、糸ノコでスジを入れておきます。本当は上部に蝶番があるのですがその表現どうするかな?

少々悩んだ挙句に、前照灯ケースの上部に蝶番らしきものを付けてみました。やっただけのことはあると自己満足しています。

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ということで、前照灯ができました。 次は、これをでかい車体に取り付ける工程、気の向くままにゆっくり進めます。

 

2023年8月29日 (火)

NHKニュースから

もう20年以上になるであろうか、昔からの親友とのご縁から参加させて頂くようになった、福島県白河市は大統寺における鉄道模型運転会。今回は8月27日朝のNHKニュース(地方版)他で取り上げられた状況から。

 

お寺の本堂で、鉄道模型を走らせるユニークな催しが福島県白河市の大統寺で開かれました。

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福島県白河市にある臨済宗の大統寺では、20年以上前から、鉄道好きの住職や愛好会の仲間らとともにお寺の本堂で鉄道模型を走らせる催しを行っています。

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26日は愛好会のメンバーや鉄道愛好家などおよそ30人がお寺の本堂に集まり、はじめに、住職やJR新白河駅の駅長らがテープカットをして開催を祝いました。

<OER3001氏コメント>ここでいきなりOER3001氏作の小田急4000形が登場!

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参加者たちが持参した蒸気機関車や在来線などの車両をレールに並べると、レールに流れている電気を受け取って車両が走り始めました。

<OER3001氏コメント>続いてミュージックホーンを鳴らして走るロマンスカー3000形SEが登場!

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そして、好きな鉄道模型が走る姿の写真や動画を撮ったり、機械を使って車両の進路を切り替えたりして楽しんでいました。

<OER3001氏コメント>まさかこんなシーンもカメラに収めていたとは!

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大統寺の渡邊宗徹住職は「本堂を使っているので、おしゃか様にお許しをいただきながら、鉄道の楽しさを知っていただく場になればと思います」と話していました。

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と、斯様な状況。取材に対応していても、なかなか放送を見ることはできずにいたところ、友人氏からの情報で上記URLを知って見ることができました。

 

 

2023年8月27日 (日)

VSEを撮る

50000形VSEの引退が迫る中、地元路線を走ると言う情報をキャッチ。多摩線と判る場所で光線状態を考慮して撮って来ました。

この日の事前情報は「喜多見電車基地(9:30頃発)~成城学園前~唐木田~唐木田車庫~新百合ヶ丘~小田原(15:00頃着)」という程度。知り尽くした路線とは言え、最初の場所は小田急多摩センター。9時過ぎからこの場所を確保して練習。本番は11時01分のことでした。お陰様で同業者は1名、のんびり撮れましたが、京王線の車両が並ばず残念でした。

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撮影後は唐木田に向かい、駅員氏に折り返し時刻を聞いてから、上りは小田急永山駅としました。

暫く唐木田に停車中のVSEを撮ってから、この場所へは12時過ぎに。同業者は居ません。新百合ヶ丘から急行となる各駅停車新宿行の後を追うように、VSEが来たのは13:11。

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この場所は大勢集まるのだろうなと思っていたら、なんと撮影者はOER3001氏一人だけ。

暑~い日でしたが、喧騒も無く思い通りの撮影が叶いました。

 

 

2023年8月25日 (金)

でかい!

(前回の投稿、画像を1コマ失念していたので追加しました。)

 

0番って、でかいのは承知の上ですが、改めてその大きさを感じざるを得ない代物です。

櫛状にして成形したオデコ、エポキシ盛ってやすってパテ盛ってやすってと、ここまで来ましたが使う材料の量が16番とは比べ物になりません。

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こちらの方がやや“磨きがかかって”いますが、さらにパテ盛りやすっての作業を重ねなければなりません。

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この2両だけでもサフェーサースプレーが無くなりそう。早速補充しなければ。

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やっぱり“環境に優しい”のは16番なのかな?

 

2023年8月23日 (水)

第22回国際鉄道模型コンベンション:2

初日の8月18日、先ずはこのブースに。ご本人は不在ながら、組み立て式の架線集電軌道をインターアーバンが調子良くグルグルと。ポールが外れないのがお見事でした。

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ここを最初に訪れたのはこのパンタ6基を某氏に譲るため。PS14あたりより大きなサイズでしっかりした作りです。

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同じパンタを搭載している1両が奥の電機とのことです。

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懐かしいカワイモデルのサウスショア電機にも似合いそうなパンタです。

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そのパンタとの物々交換で入手したのがこのモーター。ミネベア製だそうですが、いろいろと使い道がありそうなモーター。既に天賞堂製0-6-0の再生で使っていたものですが、もう少し欲しくなったもので。

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モハメイドペーパーさま他が展開されている零番三線式の会なるブースでは、小学生低学年の時代に遊んだ湘南電車他が、奇麗にレストアされて走り回っていました。

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蘇ったED10は、セリアコンテナ列車を牽いてスタンバイでした。この2日後にはぬか屋さまがさらにセリアコンテナ車を持ち込まれて走り込んだようです。

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毎回楽しいギミックを披露してくださるこてはし鉄道さま、今回はクレーンで上下するEF58の全検シーンを製作されて臨まれたのですが・・・、

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急遽ご本人が検査入場となってご不在。早くご回復されることをお祈りするばかりです。

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とれいんのブースでは同誌「紙成模型塾」の作例が展示されており、中村文人講師のTX-3000系も展示されていました。

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故・星野徹さんの遺品、しなのマイクロの真鍮キットを競作するという企画には、多くの同志が参加され見事に完成させていました。

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このブースを撮影されている方もそのお一人でした。

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チームおやびんは今回、ワンマン列車が競作テーマだったようです。その中で先ず目についたのがこの作品。

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7月の“多摩呑もレール”の集まりで見たこれが、見事に完成していました。

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なんと特製の線路を用意され、信号機と共に。

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見たことも乗ったこともまだない、北の新型車両を見事に完成させた御仁もいらっしゃる。

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なるほど、ワンマン列車って多くなりましたね。日頃からお付き合い頂いている方々の作品が並んでいます。

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あらためてその種類の多さに驚きました。路面電車だけではなかったようです。

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というわけで、今回のJAMでも多くの方々とお話しすることができ、多くの刺激、ヒントを土産に、帰路はお仲間との反省会と称する懇親会に大いに酔った次第です。

 

 

2023年8月21日 (月)

第22回国際鉄道模型コンベンション

毎年8月の盆明けに開催される展示会、JAMと呼ばれていますがそもそも「JAM」って何の略称なのでしょう? 国際鉄道模型コンベンションOffical Websiteを見ても説明は見つけられません。JAはJapan、MはModel・・・?

正確な意味は解らずとも「JAM」で知られているのが東京ビッグサイトで開催されるイベントです。最高気温は36℃と予報された8月18日の空は青く、夏らしい雲が。

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現役時代に何度も足を運んだこの地、木々もだいぶ成長しました。

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いつも気になるこのモニュメント。どうせならギザギザの歯の部分、テーパーが付けられなかったものだろうかなどと思いながら・・・、

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デッキを通り抜け、会場を目指します。

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ゆりかもめの東京ビッグサイト駅から歩くのが正当ですが、東ホールへは有明から歩く手もあります。

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一応正面ホールから入ると、正面に大きく東ホールへと案内が。

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有明から目指せば館内の無駄な通路を迂回させられることは無いのですが、正面からだとこの長~いベルトを利用します。

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やっとたどり着く「東1」、11時半頃には既に入場者の行列は無く、スムーズに入場できました。

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さて今回は、出店モデラーの話ではなく、OER3001氏が興味を持っている小田急ロマンスカーの新製品について。

1点目は天賞堂が発売予定の7000形LSE。2024年新春発売と予告されています。

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なんか顔のイメージが違うな~、という印象を持つのはOER3001氏だけ?

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台車や連接部の感じは良いのですが。

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2点目はエンドウが計画している3000形SE、SSE

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原型SEも、改造SSEも、フォルムはなかなか良いと思います。

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同社の3100形NSEでがっかりした連接構造(ドローバーに取り付けられた台車)は改善され、台車中心で編成が折れるという当たり前の姿になりました。

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その連接部、ホロを外した状態で、社員氏が説明してくれました。

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課題は、スケールに忠実に作った床下機器。既に3000形SEを製作済みのOER3001氏の経験では、実際に組み立て式レイアウトを走らせると床下機器が線路面に接触することがあるのです。

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エンドウの社員氏もそのことをご存知だったようで、発売時にどんな状態になっているのか楽しみです。

が、おそらくOER3001氏はこれらの新製品を買うことは無いでしょうね。模型はやっぱり自作ですよ、自作に価値ありですから。と言っておきながら、気が変わることも?

 

2023年8月19日 (土)

変わり行く新宿西口

前回このタイトルでアップしたのが7月22日。ちょっと新宿に出掛けた序で、その後の変化を見て来ました。

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前回と同じ場所で撮るのって、前回のプリントを持って出掛けないと合わせるのが難しいですが、一応こんな感じで。左側の地下鉄ビル部分はほぼ2階から下を残すだけのようです。

 

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小田急ビルの北側(左)が仮囲いで覆われ、上層部が少し低くなったように見えます。

 

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この画像ももう少し右に寄って撮った方が、7月と比較しやすかったですがご勘弁を。

で、前回まで疑問だった解体の瓦礫をどこから搬出しているのか? 答えが判りました。地下鉄ビル、小田急ビルとも双方のほぼ中央にゲート1~4があり、西口広場から搬出していました。 乗降客が行き交う都会の真ん中でのビル解体。あらためて技術の素晴らしさに感銘した次第です。

 

 

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