小田急開業からの電車その後
1927(昭和2)年、新宿~小田原間82.8㎞の小田急線開業時に用意された、長距離用の2扉クロスシートのモハニ101型12両のことを前回ご紹介しました。
第二次世界大戦時に、東横や京浜、その後に京王も加わった東京急行電鉄となり、戦後の1947(昭和23)年になって現在の小田急電鉄となりますが、その間に何度か改番され、最終的にはデハ1200形となりました。
1955(昭和30)年頃から車体更新を受けた姿です。
丸味を帯びた顔は平面に、丸窓も無くなり、ロングシートに改造されてしまいました。
この編成は1211(新宿向)+1212(小田原向)を背中合わせに連結、その小田原方にクハ1450形1462を連結した3両編成。1960年代後半まで活躍しました。
下の写真はクハ1450形が先頭です。
この3両編成、小生が小学生の頃、朝方のラッシュにはデハ1300形を増結した4両編成で、近郊区間の各駅停車に活躍、日中は3両編成で「準急・片瀬江の島行」などに使われていたことを思い出します。
模型は1980年12月から1981年1月に完成したもの。動力はL-3モーターと17:2ウォームギア減速、インサイドギアで、デハ各車に搭載しています。もちろんペーパー車体です。この当時、車体のレタリングは製図用の丸ペンとエナメル系塗料による手書きでした。
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