凸型電気機関車(その4)
小田急ED1010形です。
1927(昭和2)年の小田急開業時に、川崎造船所の製造により2両用意されたデキ1形。戦時中のいわゆる大東急合併による改番でデキ1010となりましたが、車体表記はED1010でした。
安達製作所製真鍮キットを組んで、1985年に完成させています。
製作時期には実車も現存していましたので、その時の姿で完成させています。即ち、新宿方のパンタグラフはPT43、小田原方には空間波無線アンテナが付いた姿です。
代々木上原と東北沢の間、海側にあった東京コンクリートの工場に、砂利を輸送するためにトムとトフを繋いだ通称「砂利電」や、夜間の線路保守にホキ300を牽いて活躍しました。
日本車輛(名古屋)や川崎重工(神戸)、東急車輛(逗子)などで製造される小田急の新車搬入(小田原→相模大野)にも活躍していました。2両の内1両は1968年に廃車となり、向ケ丘遊園地内に保存されていたのですが・・・。
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