思い出の模型・・・その2
クモハ101です。
2013.3.30付の当欄でご紹介した101系の先頭は、クモハ101-901です。
木製床板の未塗装真鍮車体を、1962(昭和37)年頃に千歳船橋から成城に向かう道にあった模型店で、350円で買った記憶があります。セロハンのよなものでぴったり包装されていて、真鍮車体に人の手が直接触れることが無いように守られていました。一体メーカーは何処だったのでしょう? つぼみ堂模型なら金属床板だったし…。
早速、エスクマ印マメラッカーを筆に付け、ペタペタ塗装していたのですがあまりに幼少の頃ゆえ成長とともに、なんとかしたくなりました。そこで・・・
良く見るとこの車体、一枚板を曲げたものではなく側板と屋根板は別物で半田付けされています。その接合部に半田付けされていた雨樋の帯板をはがしてみたら、900番台の感じになるではありませんか!
ベンチレーターには日光モデルの伊豆急用を流用してみました。
連結面はカワイモデル製品と同じように、当時憧れたゴム製幌を付ける構造です。
側雨樋の感じ、なかなか良いではありませんか。側窓も側扉も、0.3ミリ厚程の真鍮版一体プレスですので凹凸は浅いです。
顔はこんな感じ。もちろん手摺、ステップやジャンパ栓、ワイパーは後年自分で追加したものです。隅柱が幅広だったり、窓位置が低いですが、当時はこの顔に大満足でした。
特に、この角度で見上げると・・・、とても自作できない顔と諦めていたものです。
今の製品とは比較になりませんが、これでも満足できる製品でした。安価で、技術さえあればさらにレベルアップできる製品など、もう期待できないのでしょうかね。
この期にご紹介する6両を合わせて、1971年に7両編成となって蘇りました。
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