静岡県の鉄道・・・その16
最後は「ロイヤルボックス」サロ1801の伊東方に連結されていた両運転台車クモハ103です。
伊東方にパンタグラフが載り、精悍な顔つきです。スカートはこちらの顔にだけ装備されていて、下田方にはありません。そのスカートもペーパーで作りました。ペーパー製でも整形後に瞬間接着剤を塗っているためがっちりしています。
最大の難題は屋根上でした。
乗務員室への風洞なのでしょうか、パンタグラフ後部の送風器から長い管が屋根を這っています。
そしてその上をパンタ引き込み線が越えています。この複雑な構造、伊豆高原車庫で何度も観察したものです。 風洞の材料にはなんと、ぺろぺろキャンデーの芯を利用しています。もちろん良く洗浄して乾燥させて。
クモハ103のクーラーは3台。
そしてベンチレーターの間には送風器のようなものがあります。
改造費用を抑制するために家庭用のクーラーなどを使ったと言われていますが、模型製作では大いに大変でした。
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