鉄道博物館(7)
「夢の超特急」と言われた東海道新幹線
東京オリンピック開催の1964年、OER3001氏は中学生でした。華々しく開業した東海道新幹線でしたが、好きだった151系の特急電車を東海道線からしめ出したので、新幹線はあまり好きになれませんでした。それでも時速200キロというのには憧れていたことは事実でした。
開業セレモニー風の展示がなされていて、懐かしく思います。
東京オリンピックは「体育の日」となった10月10日からでしたが、新幹線の開業は10月1日。まさに日本全土が、新しい時代になった感じでした。
今では信じられませんが「サボ」が使われていたのです。そして「超特急・ひかり」と掲示されています。でも東京~新大阪515㎞の所要時間は当初4時間。
在来線車両に比べて大きくなった車体なので、3+2人の座席配置。パタンパタンと背もたれをひっくり返す転換式。正直言って3時間、4時間は今から思えば辛い座席でした。
実車展示に加えて、展示模型も2種あったのですね。上は車両メーカーが交通博物館に寄贈したものだとかで、先頭車両に加えて中間車のカットボディが。1/15サイズだったか、かなり大きな模型です。
加えて下は、 1/20のもの。製作はやはり河合製作所だったようです。
前の車両メーカー寄贈の模型とは向きが違いますね。パンタグラフが付いています。
できた当時、好きになれなかった新幹線でしたが、今や新幹線は高速鉄道のブランドに。我が国独自の技術で、国際競争に勝って欲しいものです。
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