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寺子屋運転会は、仙台、山形、いわき、首都圏からのメンバーが集まって開催しています。
そのためどうしても東北本線や常磐線、磐越西線など、東北地方の車両が主体となります。
そこで、今回は全く異なる香りのする車両を持ちこんでの参加となりました。
小湊鉄道キハ200形の2両編成。 ユニットサッシになった後期の214を先頭に、2両目は他車とは異なる形状のベンチレータを乗せた200、共にペーパー自作です。 仏様の目前にセットされた鉄橋を渡ります。
こちらは既に廃線となった鹿島鉄道のキハ431。 勿論これもペーパー自作ですが、バス窓や湘南形の正面に、結構手間取った思い出がある作品です。
関東合運やグランシップ静岡での大きなレイアウトでは、単行や2両編成は目立たず人気もありませんが、ここは仏様の前ですから、普段日の当たらない小ぶりな気動車もいきいきしています。
この鉄橋、きぬやまスカンクさんが古い製品を、最近良い雰囲気に再生されたものです。
横浜市に関連する私鉄電車と言うことで、次にご紹介するのは相模鉄道です。
当時珍しかったアルミニウムで試作された車体のモハ6021を先頭に、サハ6621、モハ6121、クハ6521の4両編成。
1969年10月に完成させたペーパー自作ですが、4両編成を6日間で製作したという速成記録保持の作品です。 6日間の内、塗装に2日間、ただでさえダークグリーン、グレー、赤、白の4色塗装という複雑な代物に加えて銀色が1両。大変だった記憶があります。
速成は、交通博物館で開催された「伸び行く首都圏の私鉄展」での展示を依頼されてのことでした。 ペーパールーフ、窓サッシはサッシ印刷済みの窓セルを利用ということで達成したものです。 因みに、これを理由に大学の授業は休んでいません!
DV18モーターと17:2のウォーム、インサイドギアで、桜並木を横に快走します。
相鉄を定年退職された、学生時代からのお付き合いのHGさんが、この古い模型を熱心に見てくださりました。 決して良い出来ではない粗々の速成品ですが、懐かしい思い出がいっぱい詰まった作品で、捨てることなどできない存在です。
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