3000形「アレグラ(ALLEGRA)号」
曇り空の土曜日、朝一番の歯科通院の後、一路箱根に向かいました。 目的は、箱根登山鉄道強羅駅で一日だけ開催される第11回「ワクワク!箱根親子鉄道展」 。
とは言っても、とっくに子育てを終えたOER3001氏にとって、「親子鉄道展」は主題ではなく、11月1日運行開始予定の新型車両3000形を観察することが主題でした。
強羅駅1番線に、3002が止められています。 車内はまだ養生シートが張られたままで、先月搬入されたばかりのピカピカの姿。
しかし、それにしても複雑な先頭部処理。微妙な面取りとRで構成されていて、模型製作には手間取りそうです。 スカートも外販とツライチで、車体の面取り角と連続した造形です。
側窓がこう大きいと、車体下部の補強材も付けられません。
製造はか川崎重工ですが、台車は東急、いや違ったJ-TREC総合車両製作所製。
水タンクはスカートの中に収納され、吸水口はステップ部分に。 このステップもスカートとの一体デザインです。
箱根湯本・強羅方(途中3か所のスイッチバックによりこうなる。反対側は出山・大平台信号所方とでもしておきましょうか。)にはジャンパ栓が! なんとなくデザイン的にアンマッチで面白い。
*箱根登山鉄道の公式資料では、「小田原寄-強羅寄」とあります。既に1,435㎜ゲージで小田原まで行くことができなくなった車両でも、あくまでも小田原が起点という証ですね。
旧型のモハ2形(108号)、2000形サンモリッツ号と並ぶと、屋根の高さが異常に高いことがわかります。
しかし、や、や、?
その2000形の第2編成(2003-2004)は、3000形アレグラ号に合わせて塗色変更されています。 なかなかお似合いだと思います。
そして・・・
強羅駅横の広場では、モデルニクスのパーツを使った5インチゲージが! つい2週間ほど前に、白河のお寺境内で5インチゲージを運転して楽しんできたOER3001氏にとっては、目が釘付けになってしまいました。
運転は後方車両で。 先頭車の制御装置らしきものは、ロマンスカーのオルゴール発信のスイッチで、先頭車両に乗った子どもが操作します。
3000形アレグラ色に変更された2000形の姿でした。
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