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2015年8月16日 (日)

東武日光軌道線200形

OER3001氏の小学校は渋谷区立。 6年生での修学旅行は、学校からどのように浅草へ向かったのか記憶がありませんが、とにかく浅草の曲がったプラットホームから、吊り掛け式2扉の貸切列車(モハ5320やクハ340あたりだったのかな?)に乗車、日光へ行きました。

日光での宿泊は国道119号線沿い。記憶をGoogleMAPで辿ると、大野屋旅館あたりと推測されます。

2階の大部屋から外を見て大興奮。 日光軌道線を電気機関車が貨車を牽いて行くではないですか!!

写真機など持てなかった小学生は、その光景をはっきり脳に記憶しました。

行きかう路面電車は、何とも妙な色の車両。 神橋の赤をまとっているようですが、淡緑色と合うとは思えませんでした。 が、その保存車両を東武博物館で目の当たりにすると愛着がわいてくるので不思議です。

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200形連節車両、203号です。 

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連節部妻板にも、幅の狭い窓が設けられています。

20150808_0093

連節台車もしっかり観察できますが、良いアングルでの撮影は極めて困難です。 台車に絡まった蔓を取り除いてあげたかったのですが・・・。

20150808_0094

室内にも入ることができます。 この連節部が大きく回転して、神橋のカーブを行く光景、乗ってみたかった!
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室内灯は通風口と一体になったグローブ形。 当時の標準的な仕様ですね。
20150808_0046

東洋電機製マスコンと、制動弁しか無い簡素な運転台ですが、スマートな造形に気が配られています。 このあたり、同時代に製造された5700形とも共通するように思えます。

20150808_0045

この車両、懐かしさとともに模型製作チャレンジしたくもなる題材です。

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コメント

連接車は曲線通過の面から有利で模型向きですね。何でもいいから1輌作りたいです。

ぽっぽやさま、お作りになりたいのなら早く作るべし!です。

 この電車のビューゲルは、上1/4くらいの所に関節があり、架線が揺れるとなかなか複雑な動きをします。
路面電車では珍しく、座席にヒーターも付いていますが、冬の日光では必需品ですね。

連接車、模型では運転につて絶対強いので大いに取り入れたいと思うのですが、編成が固定されてしまうのがこれまた最大のデメリットです。
玉電のペコちゃん、キットがお押入れの肥やしと成り果てています。何とかせねば。
私たち川崎の小学校では川崎から国鉄でした。乗車した車種の記憶はありません。
でも、オレンジと緑色だったように思います。
どんどんお作りになるのを拝見するのは良い刺激になります。

三和線社主さま 今回もまたコメントをありがとうございます。
そうでしたか、ペコちゃんを保管していらっしゃるのですね。
1/80ではなく1/87でしたか?
1/80だったら、小生の80形と並べられるのですが・・・。

連接車、模型では運転につて絶対強いので大いに取り入れたいと思うのですが、編成が固定されてしまうのがこれまた最大のデメリットです。
玉電のペコちゃんキットが押入れ肥やしと成り果てています。何とかせねば。
私たち川崎の小学校では川崎駅から国鉄でした。乗車した車種の記憶はありません。
でも、オレンジと緑色だったように思います。
どんどんお作りになるのを拝見するのは良い刺激になります。

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