東武博物館再訪
仲間との8月度例会、東武博物館の見学から始まりました。
1924(大正13)年に製造されたデハ1形(5)は、電車ファンとしては見とれてしまう車両です。
博物館に入ると目前に、蒸気機関車と並んで綺麗な姿を見せてくれます。
私鉄ながら当時としては大型の車体で、京王帝都は軌道だったから小さくて当然としても、小田急のモハ1に比しては確実に大きく感じます。
おそらく油敷きだった筈の床は、ニス塗りなのでしょうか、綺麗です。 グローブに収められた室内灯が良い雰囲気ですが、中身は白熱灯ではなくLEDなのかな?
ダブルルーフの明り取り窓にはダイヤガラスが使われています。 近いうちにダブルルーフの車両製作を計画している我が身にとっては大いに参考になりました。 つり革も正しく「皮」です。
Westinghouse製マスコンと、制動弁だけの質素な運転台に、一番目立つのは手ブレーキの大きなハンドル。 こんなスタイルが標準でしたね。
流石にこの車両の現役時代は知りませんが、古い車両からは何かと学ぶものが多いものです。
「鉄道」カテゴリの記事
- JAPAN MOBILITY SHOW 2023(2023.10.28)
- 「ひかり」は西へ(2023.09.22)
- 明治に会って来ました!(2023.02.26)
- 近隣の変化(2023.02.28)
- 鉄道150年 記念切手(2022.09.22)
良いですねぇ。
木造。正面5枚窓。必ずあったハンドブレーキ。グローブ型白熱灯照明。etc・・・
投稿: ぽっぽや | 2015年8月12日 (水) 12時22分