春の散歩
3月に入り、暖かな陽気に恵まれる日も増えました。 そんな折、久しぶりに東京駅に向かいました。
JRで東京駅へ行くと、なかなか下車しない限り駅構外を見る機会はありませんが、メトロで向かうと忘れかけていたこんなモニュメントに出会います。
[C62 15]のプレートと動輪、綺麗に手入れされています。
15号機は、東海道、山陽、函館本線などを駆け巡り・・・と紹介されていますが、
友人のMT氏によれば、「この動輪はC6215が履いていたのはわずか半年ほど。それ以前はC6244が愛用していた脚です。」とのことです。
このモニュメントは、我が国の鉄道開業100周年を迎えた1972年に設置されたものだそうです。 そう言えば、総武快速線が東京駅に乗り入れて横須賀線との直通運転を開始した年、183系が登場して「わかしお」「さざなみ」「しおさい」などの特急が誕生した時でした。
東京駅開業100周年という記憶も新しいですが、東京駅は新橋~横浜間の開業から40年も経ってからの開業と言うことです。 最初から高架線で建設していたことは、その後の発展に先見の明があったということですね。
今では新幹線に加えて当軌道線、山手線、京浜東北線の発着を、「KITTE」6階のデッキから眺められます。 そして何と、常磐線の特急まで。
この日は少し足を延ばして、皇居前まで散歩してみました。
二重橋は中国語を話す人々に加えて西洋の外国人が多く、日本人の姿は僅かでした。
日本人のOER3001氏は、二重橋を背にして正面に見えるこのビルを、複雑な気持ちで眺めていました。
重要文化財となった明治生命館、1934年の竣工で、戦後GHQに接収され、マッカーサーと吉田茂首相が何度も会談を重ねた場所です。
この日のランチタイムは長い長いものになってしまいました。
« 続:床下機器製作中 | トップページ | 続:床下機器製作 »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ロマンスカーに変化あり(2023.06.10)
- 京王(2023.06.06)
- 変わり行く新宿西口(2023.04.13)
- お茶の水を歩く(2023.03.04)
東京駅での待ち合わせ場所といえば八重洲側の「銀の鈴」、丸の内側の「動輪広場」
が定番と思いますが、「黒塀横丁」での待ち合わせも良いものでした。
投稿: ぬか屋 | 2016年3月 6日 (日) 08時22分
ぬか屋さま、「黒塀横丁」ですか! ちょっとと言う場合には良い場所ですが、気づけば結構安くないし・・・。
投稿: OER3001 | 2016年3月 6日 (日) 09時03分