鉄道模型社
「Wikipedia」によれば、鉄道模型社は戦前(1935年頃)からあった鉄道模型メーカーだそうですが、OER3001氏が知るのは中央・総武線車窓から水道橋~御茶ノ水間で神田川の対岸坂上の文京区本郷2丁目にあった店です。
中学生の頃だったと思うが「模型と工作」誌で学んだ、尾灯に使うワッシャを買いに行った時でした。店主は『「模型と工作」はそんなこと書くから駄目なんだよな。これを使うといいよ。』と、当時発売されたキハ58に使われていた赤い樹脂製の‘パタパタメガネ’パーツを紹介してくれ、それを買うことになった次第。
1995年に経営者の死去に伴い廃業したとありました。
友人氏(しるねこさん)はその鉄道模型社がお好きなようで、氏のブログにはたくさん紹介されています。(しるねこの微妙な生活/浮気心あれば水心!?)
その鉄道模型社の製品、当ブログ4月12日の「半世紀前の模型」でご紹介したED58に使うパンタグラフを再生しました。
ED58のパンタグラフ、いろいろ検討してみましたが・・・、手持ちのパーツとはどれも取り付け穴寸法が異なり、取り付けにはかなり手間がかかることから、結局当初からこの製品についていたのを再利用することとしました。
なんとフレームは0.7φが使われています。 一部無くなっていたタスキなどを同寸法の真鍮線で再生、曲がりなどを修正しました。イコライザーも入っていて、なかなか堅牢なつくりです。
大きな碍子(これ、プラではなく本物の碍子です!)を介して車体に止めようと思います。
「鉄道模型(フリー)」カテゴリの記事
- 日陰の車両を走らせる(2023.04.09)
- ブリキ貨車再生(2023.02.22)
- フリーを楽しむ(2023.01.03)
- 竣工前の試運転(2022.10.09)
- フリー客車塗装工程完了(2022.09.26)
鉄道模型社製に限らず、この時代の16番用パンタは大抵イコライザーがついています。全体に太目だけど、架線集電にも使えるから、ある意味、高級仕様ですね。
投稿: モハメイドペーパー | 2016年4月29日 (金) 23時13分
モハメイドペーパーさま
在庫のカワイモデル製PS14(もどき)にはイコライザーはありません。
残念なのは、シューの水平保持ができないことです。
投稿: OER3001 | 2016年4月29日 (金) 23時43分