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2016年8月

2016年8月29日 (月)

寺子屋運転会

福島県白河市の大統寺では、毎年8月には寺子屋が開催され、http://www.daitouji.com/terakoya201607.pdf

その一つに8月27日(土)~28日(日)に開催された「鉄道模型運転会」があります。 古くからの友人とのご縁から参加して来ました。

開通式イベントは27日(土)13:00、JR東日本・新白河駅長と助役さんもご来場、住職と来賓諸氏と揃っての鋏み入れです。 東北新幹線を走るE5とH5の2列車が、テープカットと共に走り始めました。

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新聞社(福島民報他)に加えて、NHK福島放送局から美人記者さんも取材に来られました。

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きぬやまスカンクさま製作によるC61とC60の重連が牽く、1960年代後半の常磐線急行「十和田」もアップで撮影されています。

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屋外では5インチゲージも。 バッテリー駆動の機関車が2両の客車に子どもたちを乗せて活躍する姿も、美人記者さんは熱心に取材してくださりました。

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ご本人にもご乗車いただき2周、楽しみながらも記者魂は忘れません!

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一段落すると住職もきぬやまスカンクさんも、順番に乗車を楽しみました。

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地元の子どもたちばかりではなく大人にも、笑顔を届けられる寺子屋「鉄道模型運転会」、これからも続くことを願います。

2016年8月21日 (日)

JAM国際鉄道模型コンベンション

近付く台風の影響を受けた雨が舞う中、東京ビッグサイトで開催されている国際鉄道模型コンベンションに出掛けました。

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国際鉄道模型コンベンション(JAM)に足を運ぶのは初めてのことです。 それもある事情、即ち同窓生としてこの企画に強制参加となったことからでした。

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テーマは「JR各社の軽快気動車」でした。 課題作のキハ120形を含めて、かなりの数のペーパー自作が揃いました。 その中OER3001氏が製作したのは、JR東日本左沢線のキハ101形2両です。

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370Rのテスト走行線を、前照灯と尾灯を点灯させて快調に走りました。 ちなみに皆さまの作品でライト配線をされていたのは無かったと思います。 大いに自己満足しました。

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この画像撮影後にまた参加車両が増えましたので、最終的には隙間が無いくらいの集合となりました。

会場では多くの友人に会いましたが、モハモハコンペなどを主宰されているイヌゲージ鉄犬さまhttp://ntekken.blog109.fc2.com/の眼差しが印象的でした。 これを期に、鉄犬さまのブログをリンクさせて頂くことに致しました。

いろいろな意味で、大変刺激を受けたイベント参加となりました。

2016年8月16日 (火)

静鉄A3000形 追加加工

グランシップ静岡で5月14日~15日に開催された「トレインフェスタ2016」に、公式デビューさせたペーパー自作の静鉄A3000形https://vse50001.cocolog-nifty.com/blog/2016/05/post-842f.html。 このたびLEDで前照灯、尾灯の点灯化と、集電性能向上を図る追加工事を実施しました。

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前照灯には白色チップLED、尾灯は赤色チップLEDを使用し、それぞれ560Ωの抵抗を入れ、スイッチングダイオードを挟んで結線しました。

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赤色より白色の方がより小型のパーツのため、予めエンビ板を曲げて諸定寸法にカットして嵌め込んだ前照灯カバーガラスの奥から、光源が丸く輝きます。

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実車はライン状の尾灯は、白色よりちょっと大きめなパーツ。 左右の光が干渉しないように、間を黒ラッカーで遮光しました。

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今回の追加工事では、0.1t の銅板から切り出した接点を使い、床板と車体の完全分離を図りました。 接点は車体裾の4×4補強桧材と床板を止める2ミリビス部分です。

ついでに床板室内側左右に0.1t 銅板帯を接着し、これを通して結線することで極力車内の電線を無くしました。 ピンジャックとソケットで、ジャンパー引き通しをしてみましたが、通電は格段に向上したようです。

2016年8月12日 (金)

カツミ製ED70の再生

交流電気機関車ED70、カツミの製品としてはかなり古くからのもので、ロングセラーの感もあるものです。 それだけに撮影には同時代の金属道床レールが必須です。

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この製品も、先の横浜での運転会で、ご来場頂いた高校クラブOB会の後輩MF氏が持って来られた製品。 パンタグラフがプレス製品だったり、モーターがDV18ではなくDV181であったことから、比較的後期の製品と思われます。

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やはり動きに難点がありましたので、Cタンクと共に保険外診療での入院となりました。 下回りを車体から分離し、次の施術を実施しました。

1.モーター(DV181)の上下軸受に注油

2.清掃と車輪踏面研磨

3.一部配線の再ハンダ付け

4.ギア部分の注油

5.一部黒塗りされていたパンタグラフをシンナー清掃でピカピカに

ライト切り替えにはセレン整流器が使われていますが、片側前照灯は点灯しません。球切れのようですが交換部品のストックが無くそのままに。 折角なので追加工事として次の2点を実施しました。

6.吹き抜け状態だった窓全てにガラス(エンビ板)入れ

7.ベーカーカプラーからケーディーカプラーに交換

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しっかりした製品だけに、綺麗な姿に蘇りました。

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試運転の結果は実にスムーズな動きを取り戻しました。 本来は車両中央部にウエイトを補充すれば、4軸の接地バランスが改善されるはずなのですが、ウエイトの在庫が無くとりあえずそのまま。

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とりあえず元のカツミ箱に収納し、退院を待っています。

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ぶどう色の旧型客車数両を牽かせて、運転会に復活させたいものです。

2016年8月10日 (水)

カツミ製Cタンクの再生

先の横浜での運転会にご来場頂いた、高校クラブOB会の後輩MF氏が持って来られた製品。 歴史を感じさせるカツミの箱に入れられていたのは、Cタンクでした。

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しかし、残念なことに通電してもびくともしない。 そこで当院へ保険外診療での入院となりました。

分解してDV18モーターの軸受部に注油し、通電すると勢い良く回るではないですか! これなら復帰可能と、再生に取り組みました。 

動かなかった原因・・・、

 1.3軸の動輪、絶縁動輪の向きが不揃いのためショートしていました。

 2.3軸とも動輪の位相がずれ、なぜか位相は180°でした。

そこで全ての動輪の位相合わせから着手。 正確な治具は無いながら、目見当で90°にし、輪芯に瞬間接着剤を落としておきました。

集電ブラシを磨き、全体の誇りをブラッシング除去した後、動輪を入れて通電すると上手く回転する。 そこでロッドを組んでみたら・・・結構調子よく動くではないですか!

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吹きさらしだったキャブの窓にガラス(0.5tエンビ板)を入れてあげました。
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石炭はもともと積んでありました。
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ついでに、少しひん曲がっていたベーカーカプラーを外し、今の時代ですからケーディーカプラーに取り換えました。
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入門者用の製品ながら、なかなか良いプロポーションをしている機関車です。
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この撮影にも、製品の時代と合うように、線路は木製道床のポイントを用意してみました。
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元気になったCタンク、元のカツミ箱に収まって退院を待っています。
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退院の暁には、数両の2軸貨車を牽かせてエンドレスを走らせてあげたいですね。

2016年8月 8日 (月)

運転会で集合:共通設計車

8月6日(土)~7日(日)、桜木町駅からほど近い野毛の地区センターで、夏の鉄道模型運転会が開催されました。

 

今から40数年前、仲間6人で架空の都心部の地下新線への相互直通車両を構想して製作した車両、なぜか運転会で全社のそろい踏みは実現していませんでした。

 

野毛での運転会に4社(人)が集まれることとなり、幸せなひと時を過ごすことができました。 先ずは我が関東日本鉄道の8000形。 この日のために白色LEDで点灯化された前照灯を光らせて疾走します。

 

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こちらは「モハメイドペーパー」さまhttp://jorctk.cocolog-nifty.com/の武蔵野急行電鉄車両。 ピノチオの東急7000系エッチング板と伊豆急100系の顔を組み合わせた真鍮製。 走りは抜群です。

 

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続いて「ぬか屋」さまhttp://turezure8410.blog.fc2.com/の作品、多摩中央鉄道2000系。オールステンレス車体はペーパー製。 

 

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そして「ぼっちぼっち」さまhttp://blogs.yahoo.co.jp/bocchi_bochiの伸泉観光鉄道2300系。真鍮製で側扉が外吊というのが特徴です。

 

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何れも共通規格としての18メートル3扉車、車体幅2.8メートル、扉間隔は6メートル、編成中電動車比率は75%であることなどの条件をクリアしたもの。 当然ながら列車無線アンテナも共通です。

 

良い年したシニアが、我を忘れて走らせ楽しみ、そして記念撮影。

 

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人のこと言えた立場でないことは重々承知していますが、皆さま我を忘れて興じています。

 

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半世紀にもわたり鉄道模型でつながる友人たちとの愉しきひと時、実にサイコーでした。

2016年8月 3日 (水)

関東日本鉄道8000系

今週末の運転会に備えて、1971年に製作したフリーの通勤型電車を整備しました。

当時の仲間6名で、都心地下鉄への相互直通運転のための共通設計車として、所定の規格に則った設計で製作したフリー電車です。

18メートル3扉車でありながらも、当時新車だった営団6000系や、小田急が進めていた乗り入れ車(その後9000形として登場)の設計情報に刺激されて設計した車両で、40年以上経った今日でも通用するデザインだと自負しています。

これを運転会で、他社3社の共通設計車と並べようと画策しています。

そこで、さらに派手に目立たせるべく、このたび最新のチップLEDによるライト類の点灯化工事をしました。

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もともと角型前照灯としての設計だったので、白色チップLEDを嵌め込み、表面はエポキシでレンズ状にしています。
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尾灯はより小型の赤色チップLEDを裏からセット。 前照灯同様にエポキシで表面を覆い、さらに元来の列車種別・行先一体表示窓のガラス(エンビ)で覆っています。
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前照灯は眩しいくらい。

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尾灯も赤々と輝いてくれます。

さ~、仲間の3編成との共演が楽しみです。

2016年8月 1日 (月)

キハ101製作:完成間近

夏本番、8月になりました。 8月はこの趣味の世界でも様々なイベントに参加します。

19(金)~21(日)に開催される「第17回 国際鉄道模型コンベンション」http://kokusaitetsudoumokei-convention.jp/参加の「チームおやびん」さまとのお付き合いから製作することになってしまった軽快気動車。

前照灯周りの工作を終え、いざとなれば「完成」と見える外観に到達しています。

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昼間、寒河江で佇む姿を模して撮ってみました。 前照灯はペーパー片とエポキシレンズで構成しました。

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左沢方上方から。

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こちらが山形方。 クーラーを中央にベンチレーターが2個並び、排気筒が見える側です。
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こんなお付き合いがなければ製作することなど無かったJRの軽快気動車、だいぶ勉強になりました。 ここで一安心ですが、車体側面のステップは、調達後接着しなければなりません。 そしてライト配線も。 両運転台車両2両の配線は結構な手間です

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