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2016年9月

2016年9月29日 (木)

中間連結器

編成物の中間連結器として、近年は曲線部で連結面間隔が拡がる伸縮式カプラーが発売されていて良いのですが・・・ 経済的には結構な重荷になります。

そこで、自作車両の中間連結器には、エンドウのドローバーを使って来ました。

しかし・・・

近年は脱線復旧作業などの際、残念ながら穴に入れることに手間を食います。 加齢現象であることは間違いありません。

そこで、安価で最も確実な、棒状連結器を自作することにしました。

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手元にあった端材の1×5×1㎜のチャンネル材に5㎜×0.5tの帯板をハンダ付けして厚みを稼いだチャンネルに、24㎜間隔で3.1φと2φの穴を開けただけの簡単なもの。 これをスプリングを介して装着します。

片方の車両は、床板の上から下方に伸びる2㎜ビスをこの穴に挿すだけ。 もっとも簡単、確実で、連結方向も決まるので良いのですが、近年この種のパーツは市販されていませんね。

ところで「ドローバー」という単語。 実物では中間連結器をこうは呼びません。 「drover」は牛や羊などを市場へ追っていく人、家畜追いを意味しています。 いかにもアメリカから来た言い方ですね。 日本人としては馴染めません。 せめてカプラーと呼びたいです。

2016年9月26日 (月)

「こてはし鉄道」へ乗り入れ

長月も秋雨続く土曜日の午後、久しぶりに「こてはし鉄道」さまhttp://blog.goo.ne.jp/kotehasitetudouからのご招待を頂き、京王帝都電鉄の車両を持って乗り入れさせて頂きました。

ここ何年か、小田急ファンでありながらも自宅を挟んで並行して走るKTR(京王帝都電鉄)の昭和が懐かしくなって製作しています。 今回は5000系の第1編成登場時の姿と、近作のダブルルーフの小型車を挟んだ2010系編成の乗り入れとなりました。

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昭和の匂い漂うガード上に、グリーンの2010系と向こうにアイボリーの5000系。 う~ん、古くは軌道線だった京王線に、このようなシーンがあったかどうか? むしろ帝都電鉄(井の頭線)の雰囲気かも知れませんが良しとしましょう。

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5000系は吊り掛け車の5070を連結した6両編成、本線に出るのを待っています。

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高尾線の築堤を走るシーンを思い浮かべて撮りましたが、高尾線が開通した頃には、ダブルルーフの小型車を挟んだ2010系は見られなかった気がします。 大幅にピンボケ&ブレ画像ですがお許しを。

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5000系6両編成が「中央」駅に進入しました。

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雄大な「こてはし鉄道」を快走したかったのですが・・・、残念ながら所々で脱輪して困りました。 勾配あるレイアウトを走り回るには調整と修正が課題となってしまいました。

乗り入れの機会を頂きました「こてはし鉄道」さま、楽しきひと時をありがとうございました。

2016年9月20日 (火)

製作中

「夏旅」の後、暫くブログ更新が滞っていましたが、製作は休んでいません。

ご覧のようにペーパー車体は6本、ここまで到達しました。

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これだけでは何だか判らない?

お楽しみに。

2016年9月 8日 (木)

夏旅2016(その5)

第4章、夜間瀬の鉄橋の後はレンタカーを返却して、8500系で降りたところはここ。

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栗で有名な小布施です。

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訪れたのは栗ではなく、ここに設けられている「ながでん電車のひろば」。

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ここで保存されている2000系D編成の見学です。

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大切に屋根の下に2007-2054-2008の3両編成が収められています。

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安心していろいろ取材ができるので、仲間の一人は図面では判らないレール面から車体下面までの高さをメジャーで実測しています。 残念なことにこの電車は空気ばねで、その空気が入っていない状態なので実際は何ミリプラスになるのか?

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思う存分に2000系細部を調べた後は、駅を出てみます。

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余りの暑さに、栗ソフトクリームで涼を取ります。 これがまた実に旨かった。

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再び改札を入り、ふと駅事務室前に目をやると、なんと旨そうなピオーネが1パック300円。

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さらに豊水2個が200円、地元産こしひかり1㎏が300円。

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いやま、これは安い。 全部欲しかったのですが、ここから東京へ持って帰るには思いし傷むし・・・諦めました。

2016年9月 7日 (水)

夏旅2016(その4)

第3章は、いつか訪れて見たかった夜間瀬の鉄橋。

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飯山でレンタカーを借りて訪れました。 

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この区間は1時間2本、上下で4本の列車しか無く、極めて不効率な撮影地です。 台風10号一過の暑い夏の日、木陰に入って耐えます。 枝にダイヤをクリップして待ちます。

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先ずは山を下って来た「スノーモンキー」を。

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次は元営団日比谷線の3500系。 この区間には元東急8500系は入線しないので、各停はこの3500系だけです。

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既に秋を感じるこの時期、トンボが多量に舞っています。 (下の赤〇内)

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本命はHiSE、1000系です。 湯田中に向って30‰勾配を駆け上がって来ました。

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でも、やっぱり本当の本命はこの写真を撮りたかったのです。 夜間瀬鉄橋を渡る長野行「ゆけむり」を。

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およそ1時間強の滞在で、たっぷり日焼けしてしまったようです。 そして最後に集合写真。

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ゲストを交えて総勢5人、みんな満足気な顔しています。 (つづく)

2016年9月 6日 (火)

夏旅2016(その3)

安茂里からクルマで信濃川田を訪ねた後は第2章、長野電鉄乗車会です。 OER3001氏としては当然これです。

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特急・湯田中行き「ゆけむり」の乗客となります。

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この位置で撮影すると、新宿駅の9番ホームを思い出します。

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展望席を陣取り、ながの東急デパートで調達したご当地ビール「善光寺浪漫」を並べます。 3種類がありますが、だれがどれを飲むかはあみだくじで決めます。

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決まったら早速「カンパ~イ」!

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出発です。 新宿駅地下ホームを発車する雰囲気です。

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北陸新幹線高架橋を潜ります。

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柳原駅を通過し、千曲川に架かる村山橋を渡ると須坂市。 この村山橋は2009年に新装なった国道406号との共用で、6連のトラス橋と5連の鋼製桁橋から形成されています。

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「ゆけむり」はリンゴ畑の中、連続する勾配を心地よく駆け上がります。

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前方に迫る山は高社山なのでしょうか?

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湯田中までは乗車せず、信州中野で「ゆけむり」を見送りました。

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小型のバスで移動した先は、心温まる地元食材の手作り料理と、、、

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身が温まり過ぎるくらい熱~い温泉。

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深夜まで続く反省会でした。 (つづく)

2016年9月 5日 (月)

夏旅2016(その2)

第1章は安茂里からクルマ、目指した場所はここです。

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駅名の無い駅舎に入ると・・・平成6年10月15日改正との当駅発車時刻表が掲示されています。 

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ここは長野電鉄屋代線の信濃川田駅。 廃線後もそのまま残されて、代行バスの停留場になっています。

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ご丁寧にも運行当時の車両も駅に停車しています。

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大好きな2000系他の車両が保存されています。 が、保存とは言いながらも、そのまま置かれた状態で、風雨にさらされているので痛みも進むのが悲しいです。

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もっと痛みが進行しないうち、模型製作仲間諸氏とともに細部の撮影をします。

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うち一人は連結面のステップを注意深く上り、屋根上の撮影まで。

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3500系(元営団3000系)も置かれているのですが・・・

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ナンバープレーとは無い!

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社紋があった場所も・・・無い!

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床下機器でもブレーキ作用装置に取り付けられていた一部のパーツが外されている!

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どう見ても窃盗団の仕業です。

こういうのを目の当たりにすると、悲しくてたまらなくなります。

モハ1000形も保存されているのは嬉しい限りですが、被害が拡大することが無いことを祈ります。

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それなりに誰にも邪魔されることなく心行くまで取材できた場所、後にする前に全員で記念撮影。 

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次回訪れる時にも、保存車両に会えることを願っています。 (つづく)

2016年9月 4日 (日)

夏旅2016(その1)

9月になりましたが夏旅の記録です。

8月の最後31日、初めて下り立った駅。 日本国有鉄道が1985年3月14日、無人駅として開業した信越本線の駅。

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新幹線高架線の横に、相対式ホーム2面2線が設けられ、跨線橋で結ばれます。

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安茂里、長野県長野市大字安茂里に位置することから名づけられた駅名だそうです。 篠ノ井からは6.4㎞、長野と川中島の間に位置します。

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停車する列車は全て各駅停車で、しなの鉄道が115系で乗り入れて来ます。

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JR東日本側の車両はE127系100番台と、211系です。

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ここまでも夏旅の1ページではありますがそれは序章。 第1章はここから始まりました。 (つづく)

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