中間連結器
編成物の中間連結器として、近年は曲線部で連結面間隔が拡がる伸縮式カプラーが発売されていて良いのですが・・・ 経済的には結構な重荷になります。
そこで、自作車両の中間連結器には、エンドウのドローバーを使って来ました。
しかし・・・
近年は脱線復旧作業などの際、残念ながら穴に入れることに手間を食います。 加齢現象であることは間違いありません。
そこで、安価で最も確実な、棒状連結器を自作することにしました。
手元にあった端材の1×5×1㎜のチャンネル材に5㎜×0.5tの帯板をハンダ付けして厚みを稼いだチャンネルに、24㎜間隔で3.1φと2φの穴を開けただけの簡単なもの。 これをスプリングを介して装着します。
片方の車両は、床板の上から下方に伸びる2㎜ビスをこの穴に挿すだけ。 もっとも簡単、確実で、連結方向も決まるので良いのですが、近年この種のパーツは市販されていませんね。
ところで「ドローバー」という単語。 実物では中間連結器をこうは呼びません。 「drover」は牛や羊などを市場へ追っていく人、家畜追いを意味しています。 いかにもアメリカから来た言い方ですね。 日本人としては馴染めません。 せめてカプラーと呼びたいです。
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