事業用車の色いろ-小田急編
半世紀に渡りお付き合い頂いているモハメイドペーパーさまのブログ「モハメイドペーパーの 何が出てくるか?」、2017年1月12日に掲載された「東武鉄道、事業用車の色いろいろ」http://jorctk.cocolog-nifty.com/blog/2017/01/post-bff7.htmlを興味深く拝見しました。
そこに、こちらも半世紀に渡りお付き合い頂き、ブログ「ぼっちぼちの旅日記」主催のぼっちぼちさまからのコメントが! 「OER3001さん、小田急さんはどんな色を使っているんでしょうかね?」と。
だからこれを掲載しなければならなくなりました。
時は昨年2016年10月15日、海老名で開催された小田急ファミリー鉄道展での展示から。 先ずはこちら、レールスイーパー(だったかな?)から。
スイスからの輸入で、制御操作盤の表示もドイツ語。 一部に国際規格にもなっているピクトグラム表示もありますが・・・、
現場で理解しやすいように全て翻訳された日本語表記が印字されたシールが貼られています。
独和辞典片手に翻訳されたスタッフは大変だったと思います。 続いてはバラストを突き固める機械、何と呼ぶか忘れました。 こちらもスイスからの輸入。
次はこれ、軌道モーターカーです。 これだけは国産で松山製。
バラストダンプと言いましたかな? 所謂ホキを不要にしたやつです。 荷台を左右に傾け、バラストを散布できる優れもの。 前後方向にもダンプできるものですが、その機能は停止していると聞きました。
これらは全てご覧の通り、東武鉄道とは異なりコーポレートカラーのロイヤルブルーに統一されています。 古いものの中にはまだ黄色いのも残っているかも知れませんね。
これらの隣では、千代田線を介して相互直通運転に使用される3社(小田急、東京メトロ、JR東日本)の車両が並べられていました。
折角のファミリー鉄道展ですから、保線機会をじっくり観察するのも良いものです。 さて2017年のファミリー鉄道展ではどんな展示をするでしょうか。 メトロ綾瀬車庫と同じような展示にはしないで頂きたいものです。
« 天賞堂製台車 | トップページ | 2017新作1号:フリー客車編成 »
「鉄道(小田急)」カテゴリの記事
- VSEに遭遇(2023.12.07)
- VSE 再び惜別乗車(2023.12.05)
- 小田急酒匂川橋梁へ(2023.11.29)
- 西武国分寺線(2023.11.27)
- 南新宿の思い出(2023.11.23)
翻訳も一つ一つ動作を確認しながらやったのでしょうね。ご苦労様です。まさに「ターヘルアナトミア」時代と変わらずです。
投稿: moewe | 2017年1月13日 (金) 13時08分
昔のホキはグレーに黄帯だったけど、最近は各社とも明るい色調が多いですね。
投稿: モハメイドペーパー | 2017年1月13日 (金) 16時32分
詳しく拝見させていただきましてありがとうございます。クリームに青系統の線は小田急色なんでしょうね。ピクトグラムにまで目が行くのはさすがにユニバーサルデザインの専門家ですね。
投稿: ぼっちぼち | 2017年1月13日 (金) 21時59分
moewe さま
小田急さんに伺ったら商社を通じて購入するそうですが、商社には仕事が判る人が居ないそうで、結局使用者側の努力だったようです。 ドイツ語わかっても仕事がわからなければ役立たずということですね。
モハメイドペーパーさま
そのようですね。 京王なんかもコーポレートカラーのいでたちです。
ぼっちぼちさま
ありがとうございます。 ピクトグラムもなかなか楽しいですよ。 「滑るから注意」というやつは「ここで踊る」と読んだ輩もいるそうですから。
投稿: OER3001 | 2017年1月14日 (土) 00時05分
バラストスイーパ車 バラストの交換をします。
タイピング車 レールを小さな車輪で持ち上げ、水平に保ちながら
バラストを突き固める作業をするヨイトマケ?車らしいです。
投稿: 貨車好きH | 2017年1月16日 (月) 00時26分
英語が出来なくてすいません
タンピングです。
実際はバイブレーションですが・・
投稿: 貨車好きH | 2017年1月16日 (月) 00時50分
貨車好きHさま
コメントをお寄せいただきありがとうございます。
この種の保線機械はなかなか面白いし、凄い技術だと感心します。
良い日本製品が出現して来なかったことが寂しいですね。
投稿: OER3001 | 2017年1月16日 (月) 21時57分