後部赤色円盤
タイトルの「後部赤色円盤」って聞いて何のことかすぐ分かる方は、比較的年齢を重ねた方ではないでしょうか。 国鉄の時代、列車の最後尾には必ず付いていたものです。
完成したフリー客車に、その円盤が無かったので急遽付けることにしました。
材料は金属ワッシャ、赤く塗っただけのもの。
本来は、最後部にならない時には上半分を下方に折り返すことで車体と同色になる標識ですが、模型ではそれは無理なので諦めます。
尾灯(テールライト)が設置されているのになぜ円盤を付けていたのか、調べてみたらどうも明治時代からの名残りのようでした。
最後尾車両まで制動管が通ってない列車が途中分離した場合でも、列車最後尾であることを明示するためだそうで、日中では尾灯の点灯が判別できないための措置だったとか。
それもATSの完備とともに廃止されていますが、貨物列車で今は赤色反射円盤が使われていますね。
« これ何でしょう? | トップページ | ED58編成初走行 »
「鉄道模型(フリー)」カテゴリの記事
- 名作に再会!(2023.09.28)
- 続:2軸路面電車就役(2023.07.04)
- 2軸路面電車就役(2023.07.02)
- 日陰の車両を走らせる(2023.04.09)
- ブリキ貨車再生(2023.02.22)
水平に軽く筋目を入れると、いかにも折りたためるように見えます。昔のパーツもそうだった。
投稿: モハメイドペーパー | 2017年2月 1日 (水) 22時04分
モハメイドペーパーさま
確かに仰る通りですね。どーせフリーだからと、気が回りませんでした。
投稿: OER3001 | 2017年2月 1日 (水) 23時16分