特急ひびき
東海道新幹線開業前の東海道線は華やかな時代、151系特急電車の「こだま」、「つばめ」、「富士」や、20系ブルートレイン「あさかぜ」、「はやぶさ」、「さくら」、「みずほ」などが花形列車でした。
昼間特急列車の需要が高まり、151系に加えて車内設備が特急列車並みだった157系も特急運用を担うようになり、「ひびき」として加わっていました。
その雄姿を東京駅12番線で捉えることができました。 発車準備中で側扉が開いたままですが、光線状態の良い写真が撮れました。
しかしこの写真、撮影は東海道新幹線開業から3年後1967年3月のある日。 実は・・・
伊豆急下田および修善寺行きの急行「伊豆」の運用に就いていたときの撮影です。 折り返しの間合いに、運転士さんにお願いしてみたら、「伊豆」のヘッドマークを「ひびき」に変えてくださったのです。
嬉しくて嬉しくて、この12番線で正面を撮った後、走って体面の10番線ホームに回って撮ったのが最初の写真。 高校生のお願いに優しく応じてくださった大人の運転士さんに感謝です。
心温まる良い時代でした。
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今では不可能な対応で撮影できてよかったですね。小生は現役時代でも「ひびき」は撮影していませんでした。
「伊豆」は職場の旅行で乗車しました。
投稿: 八千代運転所 | 2017年3月24日 (金) 19時14分
八千代運転所さま
本当に心温まる対応でした。このサービスが無ければ「ひびき」の写真は撮れませんでしたから。
投稿: OER3001 | 2017年3月24日 (金) 22時57分