「はつかりクラブ山形運転会」への道
「はつかりクラブ山形運転会」の会場、山形県東村山郡中山町いずみの「ひまわり温泉 ゆ・ら・ら」への往路は、50年来の友人‘きぬやまスカンク’さんのクルマに郡山から乗せてもらいました。
生憎の雨でしたが、途中の山形県東置賜郡高畠町で、旧・山形交通高畠駅に寄りました。
立派な石積みの駅舎、風格があります。 この地域の名産、高畠石を使って建築登録有形文化財なのです。
駅舎の奥にはプラットホームと線路跡。線路跡は芝生広場になっています。
この一帯は「まほろばの緑道」として整備されています。
保存されている車両に近付いてみます。 先ずはモハ1。 Wikipediaには次のように紹介されています。
電化の際に導入したオリジナルの小型車。日本車輌製造にてデハニ1として製造され、1959年西武所沢車両工場で車両更新を受けモハ1となった。
その隣には有蓋貨車ワム201。 これについてWikipediaにも紹介されていないので詳しくはわかりませんが、2段リンク式で国鉄ワム90000形に似ています。
その先には電気機関車ED1が。 山形交通前身の高畠鉄道が1929年電化時に川崎車輌で製造したものだそうです。
これらの3両が連結されてプラットホームに止められ、雨避けの屋根が設けられています。 この屋根が無ければもっと良いのですが、より長期の保存に耐えるためには仕方ありません。
雨降れど新緑が眩しい季節。 満開のつつじも鮮やかでした。
山形交通高畠線、1974年の全廃前に訪れなかったことが悔やまれます。
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