名古屋へ④
2007年10月、JR東日本が開設した「鉄道博物館」に続いてJR東海は、2011年3月に「リニア・鉄道館」を開設しました。
- 日本と世界の鉄道に関する遺産と資料を広く人々に公開し、かつ旧日本国有鉄道の改革および東日本旅客鉄道に関する資料を保存し調査研究を行う。
- 鉄道システムの変遷を鉄道車両などの実物展示を中心に各々の時代背景を交えながら産業史として公開する。
- 鉄道の原理・仕組みと最新の鉄道技術、将来の鉄道技術を子供たちに模型やシミュレーション、遊具を使いながら体験的に学習できる。
というコンセプトであるのに対し、「リニア・鉄道館」のコンセプトは、
- 高速鉄道技術の進歩の紹介
- 鉄道が社会に与えた影響について学習する場を提供
であり、鉄道というシステムに関して、総合的に理解を深められるのには少々物足りないと感じるのはOER3001氏だけでしょうか。
「高速鉄道技術の進歩」は、C62の高速運転試験から始まり、小田急3000形SE車による145㎞/hという狭軌世界最高速度樹立も、その後の151系の163㎞/hやクモヤ93での175㎞/hにつながりますが、このことは紹介されていないのが誠に残念です!
とは言え、新幹線に関しては別。 先ずはこれ、0系がが始まりだ。 0系は先頭車21形式と食堂車36形式が展示されています。
0系の後に登場した100系は、先頭の121形式と2階建て食堂車の168形式の2両が。
1990年製造の「のぞみ」300系。 東京から新大阪まで招待試乗会に参加できた思い出があります。
さらなる高速化を目指して数々の試験車両が登場したが、ここで保存・展示されているのは1994年に作られた955形「300X」。
そして今も活躍中の700系。
あっ、この他に0系スタイルのドクターイエローがありましたが、撮影を失念してしまいました。 いずれにしてもこれだけの新幹線車両が保存展示されているのは魅力です。
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