絶景:姨捨駅
肥薩線矢岳越え(九州)、旧根室本線狩勝峠(北海道)と合わせて、「日本三大車窓」と言われた善光寺平を望む篠ノ井線姨捨駅。 スイッチバックの同駅、特急列車は駅には寄らずに通過するため、青春18きっぷで各駅停車を利用する時くらいしか、その眺めを楽しむときはありませんでした。
が、11月中旬、ゆっくり同駅を撮影する機会がありました。 家内とクルマで信州の温泉に行くことになった往路、高速道を途中で下りて、2、3日前に降った雪が木々に残る一般道での峠越えでした。 先ずは姨捨駅の配線から。 前方右が松本方面、左がスイッチバックの折り返し線、手前が姨捨駅、手前左に下っているのが長野方面です。
長野行特急列車は、手前の構内には寄らず、一気に下って行きます。
そして、山裾に沿うように姨捨駅の下方を一気に下ってゆきます。
この場所を、線路の向こうから駅を望むように見ると、こんな感じ。 姨捨駅から反対方向に進み、スイッチバックして下って来た211系の普通列車長野行。 姨捨駅プラットホームと跨線橋とともに撮りたかったアングルです。
一方、姨捨駅の全景はこんな感じ。 線路はプラットホームの向こうまで線路が続きます。
その端部まで行ってみました。 相当長編成の列車を留置することもできそうです。
豪華寝台列車「トランスイート四季島」が立ち寄るようにもなっただけに、無人駅とは思えない良い雰囲気の駅舎ではないですか。
「名月の里おばすて」の看板で、千曲市のガイドも。
駅のすぐ下には、川中島平一望・月の名勝とされる姨捨公園が整備されています。 ここからの眺望は実に素晴らしいもの。
姨捨公園内を散策し、その最高地点で、長野側から山を登って来る特急を捉えました。
D51の時代には考えられなかったであろう速さで、どんどん駆け上がって来るではないですか。
電車では何度も通ったこの駅、初めて周辺散策することができました。 満足した後は、一気に坂を下って温泉街に向かいました。
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