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2018年2月12日 (月)

追憶の横浜・京都 トロリーポール電車展

標記の特別企画展示が開催されています。 http://www.hara-mrm.com/event/event1801_01.html 開催初日のオープニングイベントにご招待頂き、会場の「原鉄道模型博物館」を訪れました。

オープニングイベントは開場前に行われますので、久しぶりにラッシュアワーの電車に乗って、9時前に横浜駅に到着。 横浜三井ビルまでは徒歩5分ほど。 1階ホールではイベント準備が進められています。

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ホール右手壁面には大きく伸ばした横浜市電の雄姿が。 

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そして手前から奥にかけて、1904年に横浜電気鉄道により開業し、1972年に廃止された80年あまりの市電の歴史が、10枚のパネルで紹介されています。 悲惨な大戦下の記録もあり、見入ってしまう内容でした。

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いよいよ針谷館長代理の進行で、オープニングイベントが始まりました。 先ずは原館長から本特別企画展の企画から展示に至る過程のご紹介。 今回の展示は京都市交通局、京福電気鉄道、叡山電鉄、横浜市電保存館、そして神奈川新聞社の協力があって実現したとのことでした。

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次に京福電気鉄道常務取締役の水田潤二さまからのご挨拶。

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続いては横浜市電保存館を運営する横浜市交通局協力会理事長の山﨑幹夫さまからのご挨拶。

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いよいよ、お三人の手による入鋏式で開幕です。

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博物館内の特別展示室、ポールを解説した大型パネルからこの展示が始まります。

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このパネルの右には、「ちんちん電車」のシンボルとも言える、車掌が発車時に鳴らす「鈴」(?)と、運転士が鳴らす鐘(フートゴング)が設置されていて、それぞれ来場者が鳴らすことができます。

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ガラスケースの中にはホイールやスライダーシュー、トロリー線など、懐かしい様々な部品も展示されています。

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トロリーには、スライダー(奥)とホイール(手前)の2種がありました。

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これを架線に当てて電気を得て、電車が走ります。 ということをOゲージの模型で解説しているのは針谷館長代理。 模型を走らせているのはな、なんと、モハメイドペーパーさまではありませんか!

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真鍮線の架線を張ったエンドレスを、ホイール式のポールから集電した電車が快走します。

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あらためて、電車が走る仕組みとその歴史を理解できる、中身の濃い展示会だと思います。 会期は4月2日(月)までですので、足を運ばれては如何でしょう。

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コメント

これは是非見に行かなくては!!

ぼっちぼち さま
最初に滝頭の横浜市電保存館(65歳以上200円)に行き、その入場チケットを提示すれば入館料1000円が500円になります。是非2館を。

 ご紹介いただき、ありがとうございます。架線を張ったのは初めてなので、今後、どんなトラブルが起こるかはわかりません。まぁ、その時はその時です。私、2月は16、18、23、25、26日が当番です。

モハメイドペーパー さま
ご当番3月は? なんて言いませんが、大変お疲れ様です。 

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