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2018年4月30日 (月)

3Dプリントの台車入手

3Dプリンターで製作した台車を入手しました。

これを見て直ぐに分かる方は少ない筈です。 たった20台、即ち10両分しか造られなかったのですから。 しかも田舎くさい私鉄の人気なかった車両用。

20180425_0001_20

1950(昭和25)年に日立製作所が作ったKBD-102という形式。 京王帝都電鉄デハ2600形用に造られたものです。 イコライザー式台車が標準だった時代に、各社が新型台車開発に取り組んでいましたが、台車枠はイコライザー式同様に棒台枠で、枕ばねは従来の板ばねながら、軸ばねをウイング構造としています。

20180425_0002_20

この中途半端で面白い台車を作ってくれたのは島根県の蔵模型KURAMODELhttp://www.kuramodel.jp/というところ。

地元を走っていた無粋な電車、決して好きな車両ではありませんでしたが、同い年の電車ということもあっていつかは作ろうと考えていただけに、友人氏の設計ということもあってつい2両分入手。 また、宿題を抱え込んでしまいました。

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鉄道模型(民鉄)」カテゴリの記事

コメント

これはすごい! ついに先端技術が模型趣味にも取り入れられてきたのですね。これなら超希少機種でも作れる。

ご紹介いただきありがとうございます。
管理人様の模型工作の一助になれましたことを嬉しく思います。
自分は高尾山口まで京王2600系さよなら運転を見に行った記憶があります。
実家には記念切符も残してありますが、写真を一枚も撮っていなかったことが惜しまれます。
何しろ子供だったこともあり、行くだけで満足していたのでしょうね・・・( ^ω^ )

ぼっちぼちさま
そうなんですよ、古来の(笑)ペーパー自作とは言え、最近ではCADやらレーザーカットやら、そして3Dプリントの時代ですね。


蔵模型KURAMODELさま
この度はご親切にありがとうございました。
折角ですからなるべく熱が冷めないうちに着工し、完成させたいと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。

パワトラ用のギヤー交換セットが欲しくなりました。

ぬか屋さま
是非是非お求めください。蔵模型KURAMODELのホームページhttp://www.kuramodel.jp/ からDMM.makeにつながりますので注文すれば、1週間以内に送られて来ると思います。
蔵模型の主宰者は相当な技術力をお持ちの方ですから、ご相談にも乗って頂けるはずです。

 高速で走るとガシャガシャと賑やかな台車でした。棒台枠ではなく帯鋼の溶接で、特殊な設備がなくても作れることから、戦時中~戦後間もない頃の路面電車によく見られます。ウィングバネになったのは、バネ受けを上下のフレーム内に収めるためと考えられます。
 それにしても3Dプリンタは進化してますね。

モハメイドペーパー さま
高速なんてあまり記憶はないですね。当時の京王線はのんびり走っていたものでしたから。
なるほど、帯鋼溶接台車でしたか。ご教示ありがとうございます。

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