保存車体
鉄道模型の世界に入って半世紀、3線式OゲージのEB58を買ってもらった時から数えれば62年? あるいは16番ゲージでペーパー自作電車を作ってから数えれば57年。 いずれにしても60年余りの期間。 その間に入手あるいは自作した車両の中には、捨てられない思い出のものもあり、未だ大切に保管しています。
その中で、ある友人が懐かしいプラ模型を入手したという情報に接し、そう言えば同時代のものがあったことを思い出して取り出したのがこれ、2両のクロ151。
既に下回りのパーツは取り外し、他の車両に転用してしまいましたが、車体は大事に保管していました。 今となってはメーカーは記憶ありませんが、当時は2社から商品化されていた筈で、その内少し高いもののフォルムが良かったこれを購入。 手前の車体は右側面の妻板側小窓を埋めたり、愛称版を点灯式にしようと試みたうえで塗装までしていましたが、奥の車体はほぼそのまま。 両車ともヘッドライトには米粒球を仕込んでいます。 そして車内には大きなセレン整流器が。
小学6年生の時に購入した筈です。 クラスメイトに天賞堂の151系を持っていたのが居て、羨ましかったのを覚えていますが、彼は今どうしているのだろう? 残念ながら今では音信不能です。
この2両を背中合わせにして、2M1Tで走らせた筈ですが、当時はインサイドギアのウォームギアかみ合わせ調整が上手く出来ずに苦労しました。
取っておいても何の価値も無さそうなものながら、大切な思い出の宝物なのです。
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