平成最後の完成
となったのはこれ。
4月12日掲載の「白い電車」https://vse50001.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-b54d.html
が完成となりました。 京王帝都電鉄デニ101、井の頭線で活躍していた車両です。
戦災で大打撃を受けたいた京王帝都が、東芝・府中工場の職員輸送用に活躍していた車両を1949/昭和24年に譲受したもので、当初は1751となって通勤輸送に従事、1952/昭和27年に1661に改番。1957/昭和32年に荷電に転用されてデニ101とされたが、荷物営業の終了とともに1971/昭和46年に廃車された。(「京王帝都電車回顧 第1巻」 多摩湖鉄道出版部2019.4.1参照)
今回は外付けの前照灯にチップLEDを埋め込んで点灯化してみました。 当然ながら尾灯も点灯化してあります。 レンズは両者ともにエポキシ接着剤を盛ったもので、尾灯にはクリアレッドを塗っておきました。
この模型は昨年、蒲田の模型ショウで入手してみたレーザーカットの型紙、メーカーはスタジオH.Oだったかがベース。 息抜きのつもりで取り組んだものだけに、パーツ類も手持ち在庫品を有効活用してコストダウン。 インレタ不使用。 車番は勿論、京王帝都の社紋、K.T.Rなど全て手書きです。
たった1両の荷物電車が、平成最後の完成車両となりました。 単行でも明るい前照灯を灯せば存在感あり! ということで、近日運転会の広い線路で走らせることにします。
最後にもう一つの進行中作品途中経過を。
細かいことが残っていて、完成まではまだまだ。 この車両が令和最初の完成車両になるものと思われます。
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