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2019年4月

2019年4月27日 (土)

平成最後の完成

となったのはこれ。

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4月12日掲載の「白い電車」https://vse50001.cocolog-nifty.com/blog/2019/04/post-b54d.html
が完成となりました。 京王帝都電鉄デニ101、井の頭線で活躍していた車両です。

戦災で大打撃を受けたいた京王帝都が、東芝・府中工場の職員輸送用に活躍していた車両を1949/昭和24年に譲受したもので、当初は1751となって通勤輸送に従事、1952/昭和27年に1661に改番。1957/昭和32年に荷電に転用されてデニ101とされたが、荷物営業の終了とともに1971/昭和46年に廃車された。(「京王帝都電車回顧 第1巻」 多摩湖鉄道出版部2019.4.1参照)

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今回は外付けの前照灯にチップLEDを埋め込んで点灯化してみました。 当然ながら尾灯も点灯化してあります。 レンズは両者ともにエポキシ接着剤を盛ったもので、尾灯にはクリアレッドを塗っておきました。

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この模型は昨年、蒲田の模型ショウで入手してみたレーザーカットの型紙、メーカーはスタジオH.Oだったかがベース。 息抜きのつもりで取り組んだものだけに、パーツ類も手持ち在庫品を有効活用してコストダウン。 インレタ不使用。 車番は勿論、京王帝都の社紋、K.T.Rなど全て手書きです。

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たった1両の荷物電車が、平成最後の完成車両となりました。 単行でも明るい前照灯を灯せば存在感あり! ということで、近日運転会の広い線路で走らせることにします。

 

最後にもう一つの進行中作品途中経過を。

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細かいことが残っていて、完成まではまだまだ。 この車両が令和最初の完成車両になるものと思われます。

 

 

2019年4月20日 (土)

吊り掛け駆動

製作を進めている小田急2100形には、吊り掛け駆動を試用してみようと思います。 1台車に組み込んでみました。

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MK-30なるいさみや製品、先行者情報では2台直列配線でもスピードが出るとか。 そこで、4台直列にしてみようかと思っていますが、2台/4台切り替えなんてやってみようかな?

 

2019年4月14日 (日)

それはそれは充実したひと時!

を愉しむことが叶いました。 土曜日の昼下がり、小田急の起点である新宿駅近くの某所に小田急ファン大御所(?)が集合しました。 有志が持ち寄った自作模型は、開業時から戦後復興期の車両でした。

Photo

電気機関車3両、貨車1両、1100形、1200形、異端児と言われた1500形+1550形、1600形、そして最初のロマンスカーとなった1910形、1960形。

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昼下がりのビールと旨い肴を楽しみながら、テーブル中央に並べて話が盛り上がります。

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こちら側から、向こう側から、写真を撮りますが、何気なく並べた模型でも、向きは新宿方、小田原方しっかり統一しているところが凄いでしょ。

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あっという間の3時間でしたが、この後は検測車クヤの運転日ということもあり、ホロ酔い気分で沿線に向かうシニアたち。 いやもう凄すぎですよね、小田急ファン。

 

2019年4月12日 (金)

白い電車

息抜きの軽いもの、https://vse50001.cocolog-nifty.com/blog/2018/12/post-434b.html
今は真っ白い電車になっています。

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床下は所定のグレーに塗り終えています。

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このまま屋根上塗装したら、それはそれで面白いかも知れませんが・・・、一応所定のマスキングをしたら2色目を塗る予定です。

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暖かくなった春は塗装に最適ですが、風が強い日はできません。 勿論曇りも雨も避けたいので、その機会は結構少ないものです。

 

2019年4月 9日 (火)

玉電150形 その後

急遽、1月に組み始めた150形ですが、車体になってからだいぶ放置していました。https://vse50001.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/post-a299.html
 その理由は屋根上の詳細とパンタグラフ周りの他、正面排障器の高さ調整。

一度はフクシマ製TDK-C系パンタを載せようとパンタ台も付けたのですが、乗せてみると超デカイ。 とてもイメージとは異なるので撤去! ARU MODEL製の路面軽便用パンタを採用することとした次第。

さらに排障器高さに関しては、DARUMAYA製・住友FS80台車のパワートラックセットを採用することから車輪径が8.5φと、本来の8.9φ(710φ)より車体が低くなることが悩みの原因でした。 この問題は、ワッシャで調整することにしました。

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パンタ台はパンタ取り付け時に一緒に取り付けることにしました。

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パンタ側の正面右柱にあるステップ、良く見ると右車はロストパーツですが左車のはエッチングパーツ。 実はロストパーツを切り離している時に飛ばしてしまい欠損。 仕方なくエッチングパーツにした次第です。

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そろそろ塗装しようかと、先日所定のラッカーを調達して来ました。

 

2019年4月 5日 (金)

帝都電鉄の車両

「京王帝都電車回顧 第1巻」の刊行を記念して、4月のシニアの運転会には帝都電鉄の車両を持って臨みました。 開業翌年の1934(昭和9)年に日本車輛で4両が製造されたモハ200形は、2年後の1936(昭和11)年にさらに4両が製造されて総勢8両となるも、戦災を受けて残ったのは207、208の2両で、208は小田急線に転属してしまうという歴史。

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そんな悲劇のモハ200形、1983(昭和58)年4月に京王線開通70周年・井の頭線開通50周年記念として新宿・京王百貨店で開催された「鉄道模型の世界展」への模型作品出品謝礼として頂いた1両に、別途購入した1両の合計2両、フクシマ模型製作所謹製です。
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普段から大切に仕舞いこんでいる2両、この機会に是非走らせたくなった次第です。 仕舞い続けていただけにいざ走らせるとなると事前調整にも手間がかかります。 今回はパワートラックを分解・注油の他、ギア付き車輪1軸を交換して臨みました。
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201(左)には方向板を下げました。202(右)の連結器は201後方とともに連結に備えてケーディーに交換しています。 2両編成で本線を快調に走り出しました。
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駅構内も軽やかに通過します。
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正面の高架橋も快走です。
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そしてポイントを通って構内に戻って来ました。
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戦前の井の頭線は長閑な郊外電車、2両編成どころではなく、日中は単行も随分多かったようです。 こんな機会でもなければなかなか走らせてやれなかった帝都電鉄。 お陰様でこの日は存分に走られてあげられました。

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