黙祷
小田急線登戸、そこはJR南武線と接続する多摩川縁の郊外。 上りの新宿行急行が多摩川を渡って都内に入って行きました。
JR南武線の駅は小田急の高架線下に位置します。
ホームは2面3線で、中線は上り快速の退避と、一部折り返し電車が使用します。 左が川崎行の快速、右が退避している川崎行各停。
下りの立川行が登戸駅を後にします。
反対側を向けば、川崎行上り電車がやって来ました。 このカメラ構えた線路脇の小路は、カリタス小学生の通学路だそうで、シニアカーに乗った人が居る辺りを右折して、スクールバス停に向かうことになっていたのだそうです。
5月28日の朝、2人の命が奪われ、18人の小学生が切り付けられたという 悲惨な事件が起きた場所には、今日も花や飲み物などが供えられていました。 良く見れば、地面の血痕は消えきれていません。
出掛ける用があり、登戸で乗り換える機会に素通りする気にはなれず、そっと手を合わせて来ました。
何度も報道で見た、51歳の犯人が自傷した現場のスクールバス停です。
バス停のポールに、手作りのメッセージが添えられていました。
「生徒の皆さん、私も泣いています。 でも頑張って生きていこう!!」
チコちゃんに似た絵とともに添えられたメッセージに、心が少し温かくなりました。
学校は子供たちに配慮して、スクールバス停を変更したらしいので、ここにはもうスクールバスは来ないのでしょう。
元農水事務次官の長男殺傷事件など、多々複雑な背景が推察されますが、こんなことが二度と起こらないことを切に願うばかりです。
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