ロマンスカーへの拘り
0.8t真鍮板から8㎜幅の板を切り出し、所定の位置に2.0φ、3.1φ、5.2φの穴を開け、斯様なものを製作していますが、なかなか手間がかかる作業です。
こんなパーツ、わざわざ作らなくても・・・、と思われるでしょうが、いろいろ事情があって作らざるを得なくなった次第です。 そもそもこれは、昨年11月21日に掲載した「パーツの加工」に端を発します。
台車が台枠内に深く潜り込む程の低い床面高さによって、低重心で高速運転を実現したSE車。 先日の海老名での展示の際にあらためて良く観察して来たもので、カツミ製品など完成品では床が高く気に入りません。
模型にすればこんな感じです。 ところが先頭はこれで良いのですが、連節部分では枕梁高さ、ボルスター高さなどの調整がなかなかうまく行きません。
実車はこんな感じ。 動力台車のKD17では、台車枠上部のブレーキシリンダーは完全に車体裾部の内側に収まっています。
先頭車と2両目の連節部は手作りしたため、ほどほどいい感じになっていると思います。
仮組みした2両目と3両目の連節部分は付随台車のKD18ですが、キット付属のパーツを使うと高さはまあまあながら、実は絶縁に課題があります。 (右の車体は片方が仮置き状態のため水平になっていません。)
そのため、冒頭に紹介したパーツを自作する羽目になってしまいました。 ボギー車ならこんな手間は不要なのですが、そもそもキットの原設計通りに組み立てず、動力方式と台車メーカーの変更や音源搭載などのため、かなりの手間がかかっています。
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コメント
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誰も止めません。とことん気が済むまでイジリ倒してください。
投稿: モハメイドペーパー | 2019年6月 6日 (木) 22時57分
モハメイドペーパーさま
はい、ご声援ありがとうございます(笑)。とことん気が済むまでイジリ倒しますよ。
投稿: OER3001氏 | 2019年6月 6日 (木) 23時28分