凄いポイント
何年も乗り慣れていた筈の路線ながら、あらためて気づいたことがあります。 ここは京王線・笹塚駅。 上り新宿行特急が通過しようとしています。
カメラを左に向ければ、都営新宿線からの折り返し線2線を挟んで、下り本線を高尾山口行き各停が発車して行きました。
都営新宿線の車両も、気づけばいつの間にかこの新しいバージョンが主流になりましたね。 10-560Fと10-610Fが並んでいます。
しかし今回の話題は車両ではなく、この折り返し線そのものです。
都営新宿線からの京王新線が、新宿からの京王線の上下線間に割って入って来て、以西への直通列車用渡り線を挟んでそのまま折り返し線となっているのですが・・・。
その渡り線用ポイントを良く見れば、三線分岐のような仕様で、配線スペースを節約しています。 軌道時代から発展してきた京王線だけに、こんな工夫をしていたのかとも思ってしまう傑作ではないでしょうか。 模型でもこの方法が採れればだいぶ長さを節約できますね。
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これは折返し線の10連対応に伴い、有効長を稼ぐためにダブルクロスを新宿寄りに移動した結果です。見た目三線分岐の変形のようですが、複合分岐というそうです。阪急では結構よく見かけます。
投稿: モハメイドペーパー | 2019年6月15日 (土) 23時06分
6000系が居た頃、確かにダブルクロスは位置が奥ですね。
http://livedoor.blogimg.jp/tec_300x/imgs/d/5/d5989ff6.jpg
投稿: よういち | 2019年6月16日 (日) 00時06分
モハメイドペーパーさま
そうだったのですか、見慣れた場所でも良く観察していないといけませんね。 模型の世界でも安価とは言えない分岐器、複合分岐の製作代も大変なのでしょうね。
よういちさま
良き記録写真をありがとうございます。 変化が良く判ります。
投稿: OER3001 | 2019年6月16日 (日) 08時50分