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2019年7月

2019年7月27日 (土)

空気制動装置のパーツ

近年の新型車両では、床下に見える空気配管はかなり減少しましたが、それでも詳細な再現にはかなりの労力を必要とします。 今までそれらは思い切って省略してきたのが実情でしたが、今回は大幅に簡略化しつつ、以下のようなものを作ってみました。

3φの真鍮丸棒をテーブルドリルに咥え、ヤスリを当てて適当に削りました。 ピンバイスで0.6φの穴を貫通させます。

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再びテーブルドリルに咥えて、適当な長さで糸鋸を当てて切断しました。 これを2組作り、貫通した0.6φ穴に真鍮線を通します。

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これを適当に曲げて、床下に固定したところで、出来上がったパーツを下に向けてハンダで固定。 

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空気制動装置関連の弁らしく表現できたでしょうか。

色々な題材を平行製作していますが、小田急ものだとつい、斯様なパーツにも手間をかけてしまいます。

 

2019年7月25日 (木)

奇を衒う

都心方面に出向くとき、最近は東京メトロフリーきっぷを活用することが多くなりました。

昨日も仕事に出掛けた折、フリーきっぷを有効活用し、四ツ谷駅で丸の内線を撮りました。 先ずは先のダイヤ改正で登場した「方南町行き」を。 モハメイドペーパーの何が出て来るか?」に詳しく紹介されているアレです。

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反対からやって来た「池袋行き」とは正面デザインに僅かな相違があります。 帯部分に斜めにストライプが入れられているのは、初代丸の内線車両から採用された「サインカーブ」が描かれたリニューアル車です。

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今度の新型2000系では、ホームドア設置が進んだ影響で、腰板部はホームから見えなくなると、「サインカーブ」を幕板に入れました。 「丸の内線」と言うことから「丸」を随所に入れたデザインとのことです。

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正面も無理やり丸みを帯びたデザインにし、車端部の優先席部の側窓が「丸」。 

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優先席サインはシンボルとしている「サインカーブ」の中に配置していますが、何故側窓横の赤い部分に配置しないのでしょうか。 サインの明示性が損なわれています。

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奇を衒ったとしか思えない新型車両デザイン、どうも好きになれません。

2019年7月19日 (金)

Super Express 3000

少しづづ、細かいことを進めています。 今日は先頭車両1両の乗務員扉周り、水切りと靴摺を。

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全体を見ると目立たないですが、これも自己満足ということで。

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納期が決められていない題材、しかもまさにOER3001氏を名のる作者としては気が抜けない車両ですから、気が済むまで取り組みたいと思っています。

 

2019年7月15日 (月)

Super Express 3000

長年の熟成から目覚め、漸く手を付けている「Super Express 3000」ですが、もともとのキット仕様を変更しての製作なので、いろいろな部分で手間を要しています。 

コアレスモーターLN-12を装備した先頭車両の床板は、台車センターピン高さの上になるため、低床の床下機器は取り付けも新たな仕様に変更する必要があります。 斯様な床下機器取り付け板を製作しました。

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これを、モーターを挟んだ左右にビス止めです。 ウエイトの幅も若干詰める必要が生じてしまいました。

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1957年の実車カタログが大いに役立ちます。

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小さいですが、8両編成全車両の床下機器配置があります。 キットがいかにいい加減であったか、一旦取り付けた機器を外して再取り付けせざるを得ないところも数多く発生しています。 車両中央部の空気駄目など、初めからパーツは省略されていました。

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模型製作はやっぱり、他人の設計は適度に活かすとも、信用してはいけません。 自分で納得するまで、試行錯誤を繰り返すのが常道だと、あらためて思う次第です。 その意味ではやっぱり、ペーパー自作はサイコーかと。

2019年7月 9日 (火)

悔しい~!

都心へ出かけるときは、なるべく東京メトロフリーきっぷを常用しています。 本来の用事以外にちょっとした寄り道をすることも楽しいのです。

先日は大規模な改良工事が進む渋谷に向いました。 乗車した銀座線がレトロバージョンだったので、渋谷駅での折り返しを撮ろうと、降車ホームの端で待っていました。 先ずは通常車両で試し撮り。

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こんな感じならまあまあだなと思ってレトロ編成を待っているとその時! なんてこと、ホーム先端から階段を上って作業員が・・・。

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真面目に仕事しているのだから文句も言えないけれど、なんと不運なことか。 仕方がないのでは乗車ホームに停車した側面をカメラの収めました。

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中間車の東京地下鉄道マークも。

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後追いを収めたら、これが流れてしまって・・・。

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悲しい残念な収穫となってしまいました。

 

 

2019年7月 6日 (土)

たまには関西私鉄も

開催日がイレギュラーとなった7月の第1木曜日、多摩川畔の模型店2階の運転場に、近鉄特急を持ち込みました。

スナックカー12000系、パンタを先頭にも増設した姿で、12200系と4連を組みました。 近鉄特急も近年は塗装も変わってしまいましたが、この時代の近鉄特急は風格が漂っていて好きでした。

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反対側はクハ12300。 いずれもOER3001氏が初めて取り組んだ真鍮キットでした。

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36、7年前となる1982~83年の作品。 今週、前照灯にチップLEDを仕組んで登場させました。

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が、残念ながらトラクションモーターの出力と一部の台車追従性に課題があり、早々と退散することとなってしまいました。 早速、改良に取り組むことといたしましょう。

 

2019年7月 4日 (木)

京王帝都も走らせて来ました!

小田急4000形10連のあとは、京王帝都オンパレードとしました。 ヤードに‘t’(スモールt)と呼ばれていた戦前の小型車を電装解除したサハを挟んだ2010系の4連の横には、特急の運板を掲げた新鋭5000系の6連。

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2010系編成は側窓に保護棒がある時代、即ち甲州街道の専用軌道を走っていた時代の姿。 一方5000系は登場したての1号編成。 OER3001氏の小学生~中学生にかけての懐かしい思い出です。

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5000系の屋根は、淡緑色のイボつきビニールでしたが、当時は京王線の屋根上を観察できる場所がロクに無かったのです。 ほとんどの駅はまだ構内踏切を渡っていた時代です。 跨線橋なんて整備されていなかったのです。

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2010系の中間サハはダブルルーフ、勿論屋根布貼りでしたから、新造のデハ2010とは不釣り合い。 こんなのが走っていた時代、京王ライナーが高速で飛ばす今日からは想像できませんね。

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2010系が築堤上の本線に現れました。

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続いて5000系も、快調に走り回ります。

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5000系が入庫すると、横には井の頭線が。 先頭はデハ1400です。 実物では線路幅の異なる井の頭線と並ぶことはありませんでしたが、一部の車両は後に改軌して京王線に転属していました。 

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デハ1400を先頭に、デハ1700+サハ1300+デハ1700の4連が築堤を行きます。

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京王帝都オンパレードの最後は、井の頭線の荷電デニ101。 近作なのでチップLEDによる前照灯が輝いています。

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と、そんなわけで、OER3001氏がちょっとだけKTR5001に変身したような時間が流れました。 

 

 

 

2019年7月 1日 (月)

10連走らせて来ました!

2019年も早や後半6カ月に突入です。 ということで、前半最後の土日に、4000形10両編成を走らせて来ました。20190629_0008_20

福島県いわき市、農協施設の会議室を借用しての地元クラブの運転会に、1泊での参加です。

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いわき市在住者の他に、仙台、東京、横浜、千葉などからも参加しました。

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国鉄電車ファンのW田氏が製作したものを、1970年代にOER3001氏が譲受。 それをF島氏に譲ったという高架複線のレイアウト、かれこれ半世紀ものです。 F島氏の手で一部配線変更と大幅なヤード増設などが実施され、今日に至っています。

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その線路を気持ち良く飛ばしました。

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代々木上原から地下鉄千代田線を経て常磐線に直通する車両なのですから、直流だ交流だなどと言わず、地元クラブの方がたと楽しく‘交流’することができました。

 

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