奇を衒う
都心方面に出向くとき、最近は東京メトロフリーきっぷを活用することが多くなりました。
昨日も仕事に出掛けた折、フリーきっぷを有効活用し、四ツ谷駅で丸の内線を撮りました。 先ずは先のダイヤ改正で登場した「方南町行き」を。 「モハメイドペーパーの何が出て来るか?」に詳しく紹介されているアレです。
反対からやって来た「池袋行き」とは正面デザインに僅かな相違があります。 帯部分に斜めにストライプが入れられているのは、初代丸の内線車両から採用された「サインカーブ」が描かれたリニューアル車です。
今度の新型2000系では、ホームドア設置が進んだ影響で、腰板部はホームから見えなくなると、「サインカーブ」を幕板に入れました。 「丸の内線」と言うことから「丸」を随所に入れたデザインとのことです。
正面も無理やり丸みを帯びたデザインにし、車端部の優先席部の側窓が「丸」。
優先席サインはシンボルとしている「サインカーブ」の中に配置していますが、何故側窓横の赤い部分に配置しないのでしょうか。 サインの明示性が損なわれています。
奇を衒ったとしか思えない新型車両デザイン、どうも好きになれません。
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世の中、丸く治めましょうという洒落なら理解できなくもないけど。
投稿: モハメイドペーパー | 2019年7月26日 (金) 11時33分
羽後交通の丸窓電車は静態保存されているそうですね。この電車も貴重品になるのかな?
投稿: ぼっちぼち | 2019年7月26日 (金) 21時40分
モハメイドペーパーさま
そうか、そのように理解しましょう。
ぼっちぼちさま
小田急も、上田交通も、昔の丸窓には気品がありましたが・・・。
投稿: OER3001 | 2019年7月26日 (金) 23時20分