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大作に取り組んでいると、息抜きも欲しくなるのが悪い癖です。 気になっていた題材に、軽い気持ちで手を出してしまいました。
図面書かずに、似た車両の形式図と書籍の写真を参考に、余っていたアイボリー紙に直接罫書き。 そのままでは柔いので、強化と貼り合せたペーパーの接着を兼ねて、ラッカープライマーをかけておきました。 ここまでおよそ2時間くらいだったか。
そうしたら、いっそのこと組んじゃえということで車体裾に補強用角材を接着、運転室仕切りを妻板代わりにしてハコ状にしてしまいました。 曲げ加工が終わった屋根部にもラッカープライマーを塗っておきました。
ここまで約1時間。 さてさて問題は湘南顔の先頭部。 現物合わせでやっていく予定です。
地球温暖化の影響で、天候が極端になっています。 冬は低温と大雪、夏は高温と台風。 その台風19号は、各地に土砂崩壊や洪水を起こしました。 箱根登山鉄道の箱根湯本~強羅間は、軌道流失などの影響から運休が今も続いています。 復旧には一部区間の線路付け替えなども検討されているとか?
株主優待乗車券の消費を兼ねて、ちょっと現地に行ってみました。 小田原~箱根湯本は箱根登山鉄道の路線ですが、1,067㎜区間なので小田急の車両で運行します 。 写真は入生田、右手に箱根登山鉄道の車両工場があるため、ここから先は1,435㎜との3線区間。
しかし1,435㎜ゲージの線路(左端)は電車が走っていないので赤錆びです。
箱根湯本駅に進入しますが、光っているのは小田急車が走るところのみ、悲しいです。
登山線ホームには1001Fの3両編成が止められたまま。
「祝・100周年」のステッカーがなんとも悲しい。
箱根湯本駅を出て直ぐ80‰ですが、線路は赤錆び状態。
箱根湯本駅の側線にも、アレグラ3000形他が止められていました。
左手の道を上がると、屋根上の観察ができます。
使われない車両がどこに保管されているのか確かめたく、塔ノ沢駅まで歩いてみました。
廃線跡ではありませんが、赤く錆びた線路はなんとも虚しいです。
帰りに入生田車庫内を覗いてみたらご覧の通り。 アレグラ、サンモリッツ、旧型車、ベルニナと、全形式が納められていました。
残る車両は強羅なのでしょうが、代行バスには乗らなかったのでまた後日、確認することにしたいと思います。
我が家には、OER3001氏が誕生した年でも ある 「日立製作所・昭和25年」のプレートが大切に保管されています。
京王帝都電鉄デハ2605に付けられていたものです。 なんでも日立製作所が初めて製造した私鉄車両だったということは後に知ったことで、大変意義のあるものでした。
そんな事情から製作したのが、先に完成した模型でした。
先般、某所ジオラマで試走させたところですが、我が家でもエンドレスを敷いた機会に走らせてみました。
3両編成は狭いエンドレスでも苦痛に感じることなく楽しめます。 3Dプリントの台車、IMON製両軸モータ1527D15-12-27とWB27.5MPギアによる走行は、 小さなエンドレスでは充分に楽しめるものでした。
取りあえず竣功としました。 デハ2100形とクハ2150形の2両編成2本、日本車輛製2103Fと東急車輛製2104Fとしています。 川崎車輌製2101F、2102Fとは屋根Rが異なり、後の2200形の形状になっています。 実車の室内は当初、川車製がビニール張りで腰掛け袖が板状だったのに対し、川車、東急製がデコラ、金属パイプだったので、2103F、2104Fの方が好きだったからです。
行燈式の前面方向幕、デハは2両とも新宿ですが、クハは向ケ丘遊園と相模大野とし、連結順序で異なる行先としました。
実際は2+2の4両編成での運用が多かったので、クハとデハが顔を合わせて連結されます。 それに備えて渡り板を可動としています。
カルダン車開発の最中に生まれた実車は、それまでのシル・ヘッダーを無くした軽量車体と、試作開発的要素を多分に含んで誕生した車両だけに、模型でもちょっとした試みをしました。 動力装置は吊り掛けモーターを1軸1台、即ちデハは4個モーターと実車並みです。 どんな走行をするのか、大きなレイアウトでの試運転が楽しみです。
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