出会いそして旅立ち
昭和を代表する洋画家・宮永岳彦(1919~1987)は、油絵のみならず、デザイナーとしても活躍しています。 なかでも画期的なロマンスカーとして登場したSE車3000形のカラーリングは、宮永画伯によるものということを、OER3001氏はその当時(小学2年生)から知っていました。
地下化されて「エキウエ」なる商業施設もできた下北沢駅のコンコースに、「出会いそして旅立ち」と題された壁画が飾られています。SE車がリアルです。
左方にもSE車が! 側窓が間引きされているのが気になりますが、色彩は結構忠実です。
全体像はこれ。 中央に「君の名は・・・」を連想するカップル、真知子と春樹でしょうか?
SE車の正面は右側に。
左側に側面と箱根ロープウェイのゴンドラが。
小田急の宣伝ツール制作にも携わって居られたということからでしょうか、小田急グループの経営理念“かけがえのない時間(とき)とゆたかなくらし”にそって、氏が制作してきた観光ポスターをもとに再構成されたとのことです。
これも立派な芸術です。 駅で車両以外に目を向けて来ました。
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行きましたか。箱根そばもお忘れなく。
投稿: モハメイドペーパー | 2020年1月22日 (水) 10時26分
モハメイドペーパー さま
はい、行きましたよ。 駅前にできたまだ整備中の広場から眺める新宿方向は、昔の景色を思い出します。
しかしここもその内商業施設になるのでしょうね。
箱根蕎麦はこの日、小田原で食しています。
投稿: OER3001 | 2020年1月22日 (水) 10時52分
宮永画伯の長男と獨協高校時代一緒でした。ご自宅に伺ったとき画伯と少しお話したことを覚えています。
投稿: moewe | 2020年1月22日 (水) 17時31分
SEカーの下は太田道灌ですね。下北沢で乗り換えることがあったら行ってみましょう。箱根そばもわすれずに。
投稿: ぼっちぼち | 2020年1月22日 (水) 21時28分
moewe さま
宮永辰夫さんですか? 良い出会いでしたね。
ぼっちぼち さま
流石です! 是非一度はじっくり鑑賞されてください。 そしてその後は箱根そば(笑)。
投稿: OER3001 | 2020年1月22日 (水) 23時50分