昭和の思い出
いろいろあって、2週間ほど発信が滞ってしまいました。 実はこの間に母逝去、葬儀、諸手続きなどが目白押しと、流石に“優雅な生活”は少々無理でした。
が、諸手続きのために渋谷区役所に行った序でに、変貌凄まじい渋谷を歩いて来ました。 いよいよシンボルであった東横デパート(現東急東横店)の解体も近付いて来て、母の思い出とともに、昭和の思い出も消えようとしています。 OER3001氏が所有するこのEB58は、昭和37年(1962)にこの東横デパートの模型売り場で買ったキットでした。
その東急東横店、西館7階で3月31日まで開催されている「東横デパート思ひ出展」を見て来ました。目的は渋谷駅のジオラマです。 4方から見ることのできるジオラマで、まさに上のEB58キットを買った頃の街並みです。
手前左が東横デパート東館西館、中央は独特の屋根形状だった東横線ホーム。
北側(新宿方)から眺めればご覧の通り、左手に東館、右手に現存の西館。 山の手線、いや当時は山手線の車両は101系カナリヤ色から103系ウグイス色に置き換わろうとしている時代です。
営団地下鉄銀座線は2000形が最新型。 東横デパート3階から発着しています。1
北側から東横デパート西館を見下ろせば、屋上遊園は子どものパラダイスでした。 こだま型151系を模した遊具があります。
西側から見ると、山手線ホームと東横線ホームの間には山手貨物線! EF15が2軸貨車を牽いて行きます。 右手には建設中の首都高速3号線。 橋脚上からやじろべい如くに両方向に少しづづ腕(路面)を伸ばし、向こう側から伸びてきた腕(路面)と接続するという工法が記憶に残っています。
南側(品川方)からの眺め。 山手線外内別のプラットホームは今も変わらず。 山手貨物線を挟んで東横線ホーム。
東横線ホームには最新型の7000系始め、青ガエル5000系、ステンレスバージョンの5200系に加えて吊り掛け車も並んでいました。
じっくり観察できて満足でした。
このジオラマ、展示終了後はどうなってしまうのでしょうか? 素晴らしい力作だけに、後世に残してほしいと思うのはOER3001氏だけではないと思うのですが。
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