想い出の「あだたら号」擬き登場！

７月２９日の「Ｂ２０入手」が発端でした。

８月１日に「今日の一枚 No.67」で福島県のグリーンピア二本松にあったナローの蒸機列車列車「あだたら」を取り上げて以来、日に日に高まってしまった思い。　４日に「気軽な工作」を開始して以来たびたびその進捗を紹介して来ましたが遂に、カタチになりました。　言わば“夏休みの宿題”でしょうか。

本来の「あだたら」は軌間７６２㎜のナローゲージですが、Ｂ２０が発端なので勿論１６．５㎜ゲージです。　手持ち材料とパーツを利用することを必須として、こんなイメージの客車を４両製作しました。

ダブルルーフ調のオールペーパー製で、床板はｔ２の桧板。　書棚の上に乗せてみました。

最後部には車掌室があります。　車内にはカツミのシングルクロスシートを使用するため、シートピッチに合わせた窓割にしています。

手持ち在庫の台車を活用した結果、４両とも形式はバラバラ。　１号車にはダイキャスト製のアーチバー、枕バネにはスプリングが入っています。

２号車は車輪もプラスチック製のアンドリュー、どうも輸出用のミズノ製品と思われます。　これも枕ばねにスプリングが入れられて可動します。

３号車はダイキャスト製ベッテンドルフ。　動揺に可動式ですが、車輪が輪芯から外れてしまうのが怖い。　写真撮ってまだ埃が付着していることに気づきました。　後で再清掃します。

４号車はアダチ製のＴＲ２０、他車に比べて堂々たるものですがそれもそのはず。　他車は全て1/87でした。

バラバラの台車でも、こうして繋げて走らせてしまえば違和感ありません。　どーせ、Ｂ２０のために設えた気軽な工作でしたから。

子どもたちが観に来る運転会で、ゆっくり走らせれば人気者になれるかも知れません。

コロナ禍で何かと制約があるこの頃、「気軽な工作」はほぼ２週間で終わりとなりました。　さ～ていよいよ、また大物に着手ですね。