上田交通もうひとつの思い出
2017年の晩秋に立ち寄った際の別所温泉駅。
そしてこれが40年前、1980年の夏。 違いはホーム上屋に大きく掲げられた「別所温泉駅」 程度で、面影は変わっていません。
当時は複雑な経歴を持つ、モハ4257も活躍していました。 あっいけねぇ、妻子が写ってしまいました。
この3年後に廃車となり、富士急行の創立60周年記念事業の一環として同社へ返還。 落成当初の外観に復元された上で今は、河口湖駅前にて静態保存されているのです。
上田原車庫には東急から移籍してきたデハ3310、クハ3661も留置されていたのを車内から確認しました。
40‰の急勾配区間がある中塩田~別所温泉間に入線できず、朝方の上田~中塩田間1往復限定運用に専従していたという制約もあったらしいです。
こんな思い出がいっぱいの上田交通、いや今は上田電鉄。 来年3月29日が待ち遠しくなりました。
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デハ3300は出力が小さく、東急でもオールMで走らせていたくらいなので、勾配の多い上田でクハ牽引は端っから無理な話です。大出力のデハ3600を買えばよかったと思うのですが、そうすると変電所がもたないという理由もあったのかも知れません。
投稿: モハメイドペーパー | 2020年9月13日 (日) 10時17分
モハメイドペーパー さま
そうだったのですね、当時は東急の生え抜きではない旧型車にはあまり興味がなかったもので・・・。
投稿: OER3001 | 2020年9月13日 (日) 13時33分