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2020年9月14日 (月)

SE車が本線出現

遂に、おそらくこれが最後の本線走行でしょう。

一世を風靡したスマートな特急ロマンスカー3000形SE車。 思えば御年63歳と、とっくに還暦過ぎているのにその輝きは未だ衰えず。(と思っているのはOER3001氏だけ? そのSE車より年配の本人も、未だに若い気分で居ますが。。。)

相模大野工場で念入りなお化粧直し〟を実施していましたが、2020年9月12日の終電後、海老名に建設中のロマンスカーミュージアムに向けて、本線走行となりました。

つい数日前には夏風邪で寝込んでいたのに、この報せを聞きながらじっとしているのはSE車に申し訳ない。 是非見届けたいと、深夜に活動することとしました。

相模大野駅西方跨線橋で、出庫してくるのを待ち構えていると・・・、1時50分過ぎ、1000形6両編成1253Fに繋がれてゆっくり、本当にゆっくりと、3021を先頭に、車庫線から駅構内に進入して来ました。

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車体はもちろん、台車など下回りもピカピカ、まるで先に完成させたOER3001氏の16番ゲージ車両そのものと言った感じです。

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2両目3022もピカピカですが、こうして上から見て初めてちょっとした違和感を感じました。 黒く塗られたモニターモニター屋根は、復元の際に手をかけなかったのですね。 SSE車時代のクーラーを付けた狭幅のままでした。

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保存されていた5両の内、中間の2両(3023、3024)が廃棄されたので3両目がSSE顔の3025。 1253が前照灯、尾灯とも点灯させて、ゆっくり、ゆっくり、ノッチイン、ノッチオフを繰り返しつつ推進しています。

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一旦構内に入り、信号指示を待ってから、海老名に向けた回送運転が始まりました。 牽引ですがゆっくり、ここでは25㎞/h程度だった感じです。

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2両目3022が見えましたが、回送列車発車時には構内照明が落とされてしまったので、僅かな明かりしか得られません。

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跨線橋のガラス越しに撮らざるを得なかったので、網も気になりますがやむを得ません。 それでもこの光景をしっかり記録しておきました。

Mvi_2819_moment03_60

振り返って後ろ姿を撮ってみたのですが・・・、構内照明が全く消えた中では、肉眼に留めるのが精一杯でした。

それでも、ここに行って良かったと満足しています。

因みにこの報せに集まる輩も相当な人数で、人気車両であることを実感しましたが、やっぱりマナーに問題のある人も散見されるのが残念です。 時勢が時勢なのだから、マスクぐらいしっかり着用すべきです。 公道駐車も相当数あり、直前に警察官に指示されていました。 この輩はきっと、直前の警察官指示を受けたのでクルマを移動、撮影できなかったはずです。

OER3001氏が止めたコインパーキング代金は600円。 600円でこのショーを楽しめたということですね。 現地でお会いしたM川さん、楽しいひとときを共有でき、ありがとうございました。 

また、M.OさんやY.Tさんには多くの情報をご提供頂きました。お礼申し上げます。

 

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鉄道(小田急)」カテゴリの記事

コメント

せっかくお声がけいただいたのに参加できずにすみません。さすがに深夜の行動は厳しい時代となってしまいました。前日に小田急線の中からSEを少しだけ拝めたのがせめてもの償いです。つぎはロマンスカーミュージアムでゆっくり拝見したいと思います。

ぼっちぼち さま
残念でしたが仕方ありません。もとよりSE車は小生を鉄道好きに導いた存在ですから、ぼっちぼちさまの思いとは全く違いますから、何が何でも出かけた次第です。

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