上田電鉄現況:1
現況視察はここから始まりました。 大学前駅のパーク&ライド駐車場にマイカーを止めます。
大学前と言うのは、公立大学法人長野大学が近くにあることからということらしいが、この塩田の地は「信州の学海(がっかい)」とよばれて、学問を目指す者が集まってきた地という歴史があるようです。
駅名標も独特の雰囲気がありますが無人駅。
木造でぬくもりが感じられるプラットホームには、折しも国勢調査を告げる、OER3001氏が好きな芦田愛菜ちゃんのポスターが貼られていました。
そのプラットホームがこれ。単式1面1線です。
ここから電車に乗ろうと思ったのですが、時刻表を確認すると隣駅まで歩けそうということで、線路に沿った県道を歩き始めました。 尾根遺産ならぬ尾根川を渡ります。
隣駅は下之郷。 その手前の踏切で、やってきた電車を一枚納めます。
あ
1001Fが下之郷駅に入線、ここで上り電車と交換です。 上りは丸窓装飾の1004F。
次の電車の時刻まで、暫し下之郷駅を見ることにしました。
下之郷駅はそもそも、西丸子線の分岐駅でしたが、その廃止後は無人駅化、再友人駅化などを経て、1997年に車両検修庫が併設された現在の姿になっています。
付近の建物に、上田丸子時代の社紋が残っていました。
まずはプラットホーム全景。 神社を思わせる朱色が目立ちます。
名手前方向に2スパン延長されているようですが、その先の上屋柱には「CARNEGIE 1913」のモールドが確認でる歴史あるものでした。
留置線には1003F。この日は朝方に下之郷~城下間を4往復した後、ここで休息していたようです。
その奥の庫内が気になります。 シートが下ろされた中では1002Fの定期検査が行われていましたが、右手の壁面が気になります。
歴代のヘッドマークが保存されていたのです。
洗浄線では、6001Fさなだドリーム号が、奇麗にしてもらっている最中でした。
さてさて、ここ下之郷駅からやっと電車に乗ることにします。 1日まるまるフリーきっぷなるものを購入したので、時間が許す限り上田電鉄を楽しむことにします。
続きをお楽しみに。
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