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2020年9月12日 (土)

上田交通での小田急の香り

上田電鉄の話し序でに、小田急の香り漂う車両について触れておくことにします。 それはモハ5370形の2両です。

出自が異なる2両ですがそれぞれ1960(昭和35)年に、小田急電鉄クハ1650形(1651~1653)の車体更新で不要となった旧車体のうち2両を譲り受けて換装する車体更新工事を実施した車両です。 この日運用に就いたモハ5372が、千曲川橋梁を渡ってきました。

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前日、当時車庫があった上田原で交換していました。

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そしてこの日も。

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終点の別所温泉駅近くでは、手前の八木沢からの40‰勾配を上ってきました。

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勾配は別所温泉駅のホーム半ばまで続きます。 左の引き揚げ線は平坦線ですが、手前のポイントを過ぎればすぐ勾配。

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別所温泉駅で一息ついているようでした。

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流用にあたっては両運転台化、客用3扉のうち両端の扉を側窓1つ分中央寄りへ移設、車体裾部から台枠が露出した構造であったものを、外板を下部へ延長する形で台枠を見えなくするなど、多岐にわたる改造が実施されましたが、小田急の香りが充分に感じられる姿でした。

 

 

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コメント

 この電車は小田急時代も上田の時代も現物は見ていません。全体的なプロポーションはそんなに悪くないけど、これといった特徴もないし、小田急の香りといわれてもあまりピンと来ないな、というのが私の感想です。

モハメイドペーパー さま
実車を見て居られなかったとは意外です。 詳細寸法は知りませんが、正面Rの印象は旧1600イメージでしたよ。

アルバイト時代にたくさん触らせてさせていただいた1600形の正面と屋根のカーブを思い出しました。

ぼっちぼち さま
そのときの成果品、我が家には3両いますよ。

塗色に依ってイメージが変わりますが小田急臭がプンプン臭いますね。

ぬか屋 さま
塗色、やや違いますがモノクロにしてみればほぼ同じようなものでしょう。

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