« あらためてLSEについて | トップページ | 想い出の光景:5 »

2020年10月14日 (水)

鉄道の日とクロード・モネ 

1872(明治5)年10月14日に、我が国初の鉄道が開通したと言うことから鉄道記念日となっていたのが、いつの間にか「鉄道の日」に変わっています。

一方、印象派を代表する画家、クロード・モネ(Claude Monet1840.11.14~1926.12.5)は、パリのサン・ラザール駅(Saint-Lazare)を何枚も描いています。

1280pxla_gare_saintlazare__claude_monet(Wikipediaより引用)

この絵が気に入っていたOER3001氏は、パリにいった際どうしてもここを見たくなって行ってみました。屋根の雰囲気は絵が描かれた1877年から100年経っても変わっていません。

19790720in002810_gare-saintlazare

先端に行ってみました。 行き交う列車は2階建ての通勤列車やステンレスの電車に変わっていますが、100年前の香りはそのままです。

19790720in002812_gare-saintlazare_15

ホーム先端の向こう側には、ヨーロッパ橋と名付けられた道路橋が掛かっています。 それを描いた数あるモネの作品の一部がこれ。

Le_pont_de_leuropegare_saintlazare__1877(Wikipediaより引用)

この橋にも回ってみました。 アングルは違いますが、橋の向こうのビルは同じですね。

19790720in002708_gare-saintlazare_15

100年前に既に、このパリの街並みができていたと言うことに驚きました。

19790720in002720_gare-saintlazare_15

立派なサン・ラザール駅、陽の長い夏空の下、堂々としていました。

19790720in002809_gare-saintlazare_15

クロード・モネの足跡を辿ろうとしてみたこの日、大満足した後は、読めないメニューと格闘しつつ、解っていても英語を知らぬふりするウエイターに必死で注文した夕食タイムとなりました。

 

 

 

 

« あらためてLSEについて | トップページ | 想い出の光景:5 »

鉄道(海外)」カテゴリの記事

コメント

サンラザール駅、元駅だったオルセー美術館、そして北駅~パリの駅は雰囲気あってよかったなあ。
フランス映画に嵌っていた時期があって、アタシの場合は映画ロケ地巡りとして出かけました。
フランス人の中華思想(自国が世界文化の中心)みたいなのには、ほとほと閉口しましたね。
今ではだいぶ変わったみたいですが~

Cedar さま
やっぱりそうお感じになって居られたのですね。
クロード・モネさんも、小生が若いときに嵌まったポール・モーリアさんも、日本好きであったようですが。

別のサン・ラザール駅の絵が箱根のポーラ美術館に所蔵されていますね。煙と水蒸気が満ち溢れるこれらの絵の前ではしばし時間のたつのを忘れます。

ぼっちぼち さま
クロード・モネは、サン・ラザール駅近くに住まいを構えていたことがあるようで、このあたりは何枚も描いています。同じアングルでも色調が違っていたり、もちろん車両の姿も違っていて、見飽きることがありません。

ホテル・コンコルド・サンラザールを定宿にしていました。
ここから徒歩10分圏内に模型屋が6軒もあったんです。そのうち5軒は今も盛業ですので、また行ってみたいものです。

E.NUKINA さま
そうだったのですか! 徒歩10分圏内に模型屋が6軒もということ、全く知りませんでした。 もっとも知っていたところで、コミュニケーションが全く成り立たず、商談不成立だったでしょうけれど・・・(涙)。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« あらためてLSEについて | トップページ | 想い出の光景:5 »

フォト
2025年2月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28  

他社線ご案内

無料ブログはココログ