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2020年10月10日 (土)

MünchenからZürichへ

突然ですが、1980年初冬の想い出から。 11月3日、Münchenから鉄路、Zürichに向かいました。 München H.B(中央駅)から急行列車だったと思います。 プラットホームの時計は13:50を指しています。

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ゆっくりホームを離れます。

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と、窓からカメラを構える小生に、手を振って見送ってくれる方がいらっしゃいました。 が、実は小生より前の車両に乗った人を見送っていたのでしょうね。

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ホームを離れる頃、隣のホームには、独特のブルーとクリーム色を纏ったスマートな111形電機がオーストリア国鉄のオレンジ色の客車を牽いて、発車を待っていました。

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小生が乗った列車は徐々に加速、München中央駅を過ぎる頃、オーストリア国鉄1044電機と西ドイツ国鉄103電機が並んで止まっていました。

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中央駅からかなり離れた頃、ICのスマートな電車が留置されているのを見て感激。

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3複線プラス線?の7本の線路が並ぶ区間、架線ビームが日本とは違い、視界があまり遮られません。 DD54のようなディーゼル機関車の重連の列車は、ぐんぐんスピードを上げます。

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オリンピック電車として名が知れた403系電車と併走です。 München近郊で活躍する403系は、窓周りが紺色。 当時輸入されていたレーファ(Rëva)製模型で見ていた通りではありませんか。

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何分乗ったでしょうか、非電化の途中駅で、ワインレッドにクリーム色のストライプ、レールバスの3両編成に出会いました。

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11月3日でもこの地は既に雪が舞う寒さ。 どこの駅だったか忘れましたが、この駅の時計は14:42を示していますので、Münchenから1時間弱の場所です。

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すっかり冬景色となった長閑な地を、DL重連の急行列車はぐんぐん進みます。 非電化であっても線路は路盤が厚く整備された複線で、のり心地は抜群でした。

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コンパートメントの上段窓を下げ、心地よい冷気を浴びて、列車旅を満喫した想い出。 写真整理していて一部は蘇りますが、なかなか全ては思い出せなくて・・・(涙)。

 

 

追記;

ここまでをご覧になったぬか屋さまから「社会主義国の匂いがするトラムが走っていた」とのコメントが寄せられ、自由主義国西ドイツバイエルン州なのになぜ? って伺ったところ、次の画像が別途送られてきました。

Conv0001

なるほど、そう言われてみれば・・・。

OER3001氏はこの車両には出会いませんでした。 OER3001氏が記憶していたのはこの、多分デュバーグの電車でした。

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あれから40年、東西ドイツの統一から30年たった今、どんな待ちになっているのでしょう。 確かめたくもコロナ禍ではなかなか行くことができません(涙)。

 

 

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コメント

ミュンヘンから帰国の際、時間潰しでマリエン広場附近をぶらつき
「ホーフ・ブロイハウス」のビールが美味しかった事と未だ社会主義国の
匂いがするトラムが走っていたのが印象的でした。

ぬか屋 さま
MünchenはBayern(バイエルン)州で、西ドイツですが。
ホフ・ブロイハウスはれっきとしたバイエルン州の地場ビールブランドなのですが、どこで社会主義の匂いがしたのでしょう?

おしゃる通りミュンヘンは西ドイツですが、にも拘らず東側の匂いが
するトラムが在った印象的だったと言うことです。
匂いのするトラムの画像メールで送りますね。

ずいぶん早くから訪欧されていたんですね。ET403はいい恰好ですね。私が見た時にはすでにルフトハンザエクスプレス色になっていましたが、やはり、このIC時代の色が好きです。

ぬか屋 さま
東側の匂いがすると思われたトラムの画像、ありがとうございます。
早速当欄でご紹介させて頂くことにいたしますのでご承諾ください。

ぼっちぼち さま
この時は2度目の訪欧でした。 NHK-TVドイツ語講座を1年見て、その効果確認を(笑)。
登場時のカラーリングのET403、カッコ良かったです。 小田急に10000形HiSEが登場したとき、先頭部を下から見上げてET403の香りがした想い出があります。

東側の車両とすると隣国のチェコ、オーストリア・・・・何処から流れてきたのか
気になります。
因みに足回りは単車でした。

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