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2020年10月24日 (土)

箱根登山鉄道災害復旧状況

今回の箱根登山鉄道訪問の最大目的は、2019年台風19号で甚大な被害を受け、今秋の運転再開を目指して急いでいた復旧工事が、地元の協力などもあって予定より早く、7月22日に運転再開となった現地を見ることでした。

箱根湯本では最後部に乗ります。 次駅の塔ノ沢駅を後にします。

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勾配のトンネルを抜けると、出山鉄橋を渡ります。 1888年に建造され、東海道線富士川に架けられていたものを移設した旨、車掌さんが肉声でガイドしてくれました。

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出山信号所で最初のスイッチバック。 これまでの最後部が最前部に変わりました。 いざ、80‰を登ります。

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このトンネルを抜けると大平台駅。 そこでは2回目のスイッチバックです。

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上大平台信号所で3回目のスイッチバック。 山から下りてきた箱根湯本が到着すると、再び80‰勾配を登ります。

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宮ノ下駅でアレグラが下りてきたのを待って出発。 この後、災害現場を通りますが、動画撮影に切り替えたため、データ容量の制約からブログではご紹介できないのが残念です。 

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小涌谷駅で下車、宮ノ下駅との間の被災現場まで歩くことにしました。

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改札を抜けた目の前には、昨年の被災直後の状況から、復旧工事の様子が写真で紹介されていました。

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箱根駅伝で有名な踏切は、流れてきた土砂で埋まりました。 とりあえず鉄道は復旧しましたが、踏切の下方では関連工事が行われています。

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最大の被害がここ、蛇骨橋の上、半径30mの急曲線箇所の線路が路盤ごと流失しました。 かなりの大工事が今もなお進行中です。 クレーンの先に確認できる鉄骨の建造物は、路盤より高い位置。 線路向こうの傾斜面補強工事のために構築したものでしょうか。

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電車が走る位置は「清水建設」の背後、左方の木々の間から見える赤いのが電車です。

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カメラを左に向ければこの通り。

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暫しこの大工事の様子に釘付けになってしまいました。 森林の中を歩き、宮ノ下駅近くまで来たら、ちょうど強羅行きが登って行きます。 行き先表示にはハロウィンのカボチャも。

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この場所でちょっと撮影を楽しみました。 アレグラ3000形とアレグラ塗色のサンモリッツ2000形が交換しました。

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こうして電車は元のように走り出していますが、沿線では今も未だ数カ所で、様々な工事が進行していました。 険しい山間地であるので、鉄道の維持にも多大な労力がかかるのですね。 観光客らに温かく親切に接する社員たちのホスピタリティに触れることができ、なんだかとても良い気持ちになれました。

 

 

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コメント

詳細なレポートをありがとうございます。復旧工事が終わるまで歴史的大雨が降らないことを祈るばかりです。

 復旧というより新規に線路敷き直しという感じですね。これも土木技術の進歩のおかげでしょう。3回目のスイッチバックは上大平台信号所です。

ぼっちぼち さま
本当に自然災害は起こらないことを祈るばかりです。

モハメイドペーパー さま
ご指摘ありがとうございます。早速修正させて頂きました。

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