今は田園都市線と呼ばれる地下線の渋谷~二子玉川間の開業は1977(昭和52)年4月のこと、新玉川線と呼ばれていました。 当時、二子玉川は二子玉川園、“園”が取れたのは2000(平成12)年のこと。
今は大井町線が利用している2・3番線が、新玉川線ホームでした。 構内に妙なY字ポイント2組を設け、一旦は単線になってから2線に分岐するという構造だったのが思い出されます。
なんでこんな妙な廃線配線になったのか? 後日、銀座線を二子玉川園へ延長し、ここで折り返すという構想もあったことを知りました。
結果として、大井町線との交差も上下逆転となる大改良工事が行われ、今日の姿になっています。
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新玉川線が廃線?・・・。「配線」ですね。なんて嫌味な突っ込みは別にして、このような配線があったのですね。
銀座線が二子玉まで延長という構想は知りませんでした。
投稿: 八千代運転所 | 2020年11月16日 (月) 07時50分
八千代運転所 さま
「廃線」ご指摘ありがとうございます。訂正させて頂きます。
投稿: OER3001 | 2020年11月16日 (月) 15時37分
地元近くなんで、これはよく覚えます。おそらく地下線の二子玉川園折り返しは暫定的なのでシーサスだとホーム切り削る必要も出てきますので撤収し易くしたのではないかと思います。実際に短い期間でしたね。
投稿: チャッピー | 2020年11月16日 (月) 18時13分
銀座線を二子玉川まで延長する計画はだいぶ昔からあったようですが、車両が小さく、編成も6連が限度なので将来的な輸送力増強に対応できない、さらに他社との相直を考えると第三軌条がネックになるので、廃案になったそうです。
投稿: モハメイドペーパー | 2020年11月16日 (月) 22時48分
◆チャッピー さま
なるほど、そういうことでしたか。同時発着ができないという制約があったでしょうね。
◆モハメイドペーパー さま
アメリカでは第三軌条の高架鉄道が郊外まで走っているので、もし、銀座線が延長していたら・・・なんて考えたら面白いですね。
投稿: OER3001 | 2020年11月16日 (月) 23時12分
この配線はホントにお客泣かせでした。変なポイントが消えて渋谷→長津田方面が直通になったら今度は大井町線が渋谷方面ホームと長津田方面行ホームの両方に発着してしまい乗り換えが面倒で結局大工事の末今の形に落ち着きました。長期展望を欠いた無駄金浪費ですね。溝の口まで大井町線が伸びても、複々線的に使ってないのも無駄っぽい~越後屋さんは鉄道経営がへたくそですね。
投稿: Cedar | 2020年11月17日 (火) 00時50分
Cedar さま
路線を接続させるのに、乗客の移動を考えずに設計してはたまりませんよね。車両の取り扱い優先では乗客には無理強いをすることになってしまいますから。
投稿: OER3001 | 2020年11月17日 (火) 08時35分