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2020年11月 2日 (月)

SBB

SBB(Schweizerische Bundesbahnen)、すなわちスイス連邦鉄道の列車を走らせてみました。 長らく居室のガラステーブル内に飾っていたものです。

20201031_0012_15

機関車はAe4/6形、実車は10801~10812号機の12両が製造されたとのことで、モデルは最終番号の10812、天賞堂製作のFulgrex製品ですが、ちょっとしたご縁があって、製造元から直接頒布頂いた貴重なものです。

が、いざ走らせてみると・・・、ギアボックス内のグリスが固まってしまって稼働できず。 分解点検したらユニバーサルジョイントも破断していて、片方の台車に動力伝達できない、ということで急遽シリコンチューブに交換。

という処置を施して見事復活でした。

20201031_0010_15

この機関車は急勾配続くゴッタルド線専用機で、最大の特徴は日本人には聞き慣れないユニバーサルドライブ。 すなわち動輪1軸に2台の主電動機を並列配置し、8台の主電動機を用いる「D形」という構造。 これで1時間定格出力4200kW、牽引力172kNで、26パーミルで重連で770tを牽引可能という、凄まじい性能を発揮するようです。 こんな強力な機関車が、日本では戦時中の1941~1945年に製造されたということにも驚きです。

ということで、普段の運転会では登場させられない我家の外国車両を走らせることができました。

 

 

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コメント

 8個モーターで4200kWということはJR貨物のEH200とほぼ同じ出力。だったら26‰で770tは単機で牽引できそうな気がします。勾配区間が長いから余裕をみているのでしょうか。

モハメイドペーパー さま
仰るとおりじゃないかと推察しますが、スイスの鉄道車両って、とてつもなく凄いなと感心させられます。しかも乗ってみるとこれがまた快適なのですよ。

学生時代アルバイトをしていた模型製作所に遊びに行った時
瑞西の機関車を造っておりました。もし間違えなければ
此の機関車架線集電も出来ると思いますが、違いますか?

ぬか屋 さま
その通り、架線集電への切り替えスイッチが設けられていますし、パンタグラフもしっかりイコライザーが作動するものです。K.Aさんから頂いたような気がします。

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