送電併用架線柱
電力の送電を兼ねた、背の高~い架線柱のことを、正式には何と呼ぶのか知りませんが、ここでは「送電併用架線柱」とでもしておきましょう。
その「送電併用架線柱」があった場所として、OER3001氏の記憶には京王線の仙川-つつじヶ丘間の印象が強く残ります。 その送電併用架線柱撮影を目的とした写真ではないですが、1994年4月に撮影した橋本行き特急運用の6000系の上に写っていました。
この時の撮影は、通勤時に気になっていた築堤、南側に咲き誇るアメリカハナミズキの群生を入れることでした。 背後はキューピーマヨネーズの工場ですが、ハナミズキと共に今は姿を変えてしまいました。
1995年12月に撮影の、つつじヶ丘駅下りホーム先端から調布方を撮った写真にも、門型架線柱の上の送電線が確認できました。
1996年10月には、千歳烏山-仙川間で仙川方向の撮影をしていましたが、送電線ははっきり確認できませんが、鉄柱は確認できました。
多分、この頃から送電線の移設が行われていたようで、同じ年の12月に撮影した仙川-つつじヶ丘間には、送電用の鉄柱は無く、全て新しい専用架線柱になっていました。
車両撮影ばかりしている身には、普段なかなか目を止めない構造物ですが、模型のレイアウト建設を考えると、もっとこうした写真を撮影しておくべきだったと反省します。
« 市ヶ尾線 | トップページ | 想い出の光景:13 »
「鉄道(大手民鉄)」カテゴリの記事
コメント
« 市ヶ尾線 | トップページ | 想い出の光景:13 »
京王線の架線柱はコンクリートポールやスチールパイプが主流ですが、よく見ると数本おきに昔の送電線兼用鉄柱が頭を切られた状態で残っています。参考写真を送っておきます。
投稿: モハメイドペーパー | 2020年12月26日 (土) 13時38分
モハメイドペーパー さま
上部が切断されて短くなった鉄柱、はい、存じております。別途の写真ありがとうございます。 ここも工事が進む立体化が成れば変わるでしょうね。
投稿: OER3001 | 2020年12月26日 (土) 15時11分