想い出の光景:12
東京駅と言えば、OER3001氏の世代にとっては鉄道界の総本山的なものです。
花形列車が発着する駅であり、全ての列車はここから下り列車として出発して行きました。 中でも湘南電車と横須賀線は、黒や茶色(ぶどう色)の列車ばかりの中にあって、華やかな電車として憧れの的でした。
が、101系を皮切りに、新性能電車と言われる151系、153系、157系、そして111系などが登場すると、次第に陰を潜めていった80系と70系も、東京駅には姿を見せなくなって行きました。 1967(昭和42)年9月、丸の内のビル街を背景に、堂々80系の東京駅入線シーンを記録していました。
そして横須賀線の70系も。 正面窓はHゴムではない木枠のバージョンです。
この時、横須賀線がここに姿を見せなくなることなど、思ってもいませんでした。 東海道線に続き、横須賀線への111系投入が進んでいた頃でしたから。
今日の東京駅は、東海道線もスルーしてしまう中間駅と化し、カメラを向けたくなる列車も少なくなってしまい残念に思います。
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東京駅に進入する80形(系)、70形(系)懐かしいですね。右側の建物は、東京中央郵便局(現JPタワービル)ですね。
昔は、左側に見える建物付近まで入って撮影した者もいるようですね。(というか出来た?)
OER3001氏が言うように、東京駅といえば出発の駅というイメージですが、いまではただの中間駅となってしまいましたね。
投稿: 八千代運転所 | 2020年12月20日 (日) 08時43分
この頃は客車列車も多く、時折東京駅へ足を運んでいました。流石に、天下の東京駅ではホームから降りてということは出来ませんでしたが、ホームの端で編成全体を撮り、停車中に1輛づつ撮って行きました。これが、今となっては貴重な資料となって、模型作りの役に立っています。
投稿: きぬやまスカンク | 2020年12月20日 (日) 13時39分
80系は1等なしの12連、確か11時半頃の発車でした。クハ76の前面木製窓枠はそろそろ珍しくなってきた頃です。111系も7+5で付属編成にも1等車が入っていますね。
投稿: モハメイドペーパー | 2020年12月20日 (日) 14時58分
東京駅が文字通りターミナルだったころですね。電車よりも、それを物語る線路配置に目が行ってしまうCedarです。
投稿: Cedar | 2020年12月20日 (日) 17時06分
◆ 八千代運転所 さま
それはもう、東京駅には威厳があったものでした。 向こうの建築物、中央郵便局の隣のビルだったのではないでしょうか。確かJALが入っていました。
◆ きぬやまスカンク さま
もしかしたらこの日の撮影、 きぬやまスカンク さまと一緒だったのではないですか? 何度か行っているので違うかも知れませんが。
◆ モハメイドペーパー さま
凄い記憶ですね、11時半頃の発車ですか。 言われてみれば、この日は夜行急行やブルトレを撮っていますので、当りかも知れません。 いずれにしても良き時代だったような気がします。
◆ Cedar さま
線路配置ですか、なるほど! まだ機関車牽引列車が多くありましたので、機回し線や付け替え機関車の待避線などもありましたからね。
投稿: OER3001 | 2020年12月20日 (日) 18時00分