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2020年12月14日 (月)

都心の小さな踏切

京王電鉄の新宿~笹塚間は、「京王線」と「京王新線」の複々線となっており、地下の「京王線新宿駅」と、都営新宿線との接続駅となっている「新線新宿駅」から、平行しながらもそれぞれ別ルートで進み、高架の笹塚駅で「京王新線」を間に挟む形に並びます。

と、ここまで聞くと、その区間に踏切などあり得ない感じですが・・・、実は小さな踏切が存在します。 その名は「幡ヶ谷3号踏切」、クルマは通れません。 踏切の向こうは、ビルの谷間を抜ければ甲州街道となります。

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複々線区間の単線踏切で、電車は左から右方向にしか来ないのに「←/→」の表示があるのも滑稽です。 踏切から笹塚駅を望みます。

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踏切から新宿方向を望みます。

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京王線新宿行き電車は、笹塚駅4番線を発車すると勾配を駆け下りて来て、その幡ヶ谷3号踏切を通過。

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そしてだんだんと地下トンネルに向かって行くのです。

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甲州街道上に、首都高速道路4号線の橋脚を建設すると同時に、その下部に京王新線を新設する工事を同時に進めた関係から、京王新線は在来京王線とは別ルート。 京王線笹塚駅の上下線の間に新線を入れることになれば、どこかで立体交差させることになります。 結果は京王線上り線が、新線の上を越える必要があり、斯様なこととなった次第。

面白い踏切だと思いませんか?

 

 

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コメント

 この踏切、存在は知っていますが、まだ現地に行っていません。複々線の4本並びを狙うなら、朝のラッシュが終わらないうちが勝負ですね。

新宿-笹塚間は不思議な複々線ですね。つい最近も初台、幡ヶ谷が新線にしかないことを忘れており、新宿駅でドギマギしてしまいました。複々線なのに単線だけの踏切って不思議ですね。でもさすがに都会、写真に写っている線路の継ぎ目は継ぎ目レスですね。

◆ モハメイドペーパー さま
踏切の存在をご存じでしたか、流石です。 4本並びはそこそこ撮れますが、4本とも顔となると難しいですね。


◆ ぼっちぼち さま
足腰元気なうちに、思い立ったらモハメイドペーパーさんを見習って、どんどん出掛けるべきですね。

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