想い出の光景:14
前回の“想い出の光景:13”で掲載した東北沢のホッパー線に続き、東北沢の想い出です。
この日の新聞輸送を担う1300形3連が差し掛かろうとしている分岐器は、上り線からホッパー線に向かうときに通るものです。
振り向いて後ろ姿を狙ったら、最後部はパイオニア台車に振り替えられた1304でした。 手前にホッパー線に向かう分岐器が確認できます。
その分岐器は、跨線橋から確認できます。 1番線(右)に入線して来る先頭は2854、東急車輌製のこの編成だけ、側面の車号とOERの位置が、他編成と逆でした。 4番線に手車していたのは空気バネ台車の2217Fでした。 画面中央に丸く見える屋根は、現在東京ジャーミーとなっているイスラム教礼拝堂の旧寺院で、当時から目立つ建築物でした。
跨線橋から西は、下り勾配で下北沢に至ります。 この勾配20‰だったかな? その勾配を駆け上がって来たのは1600形4連の快速準急のよう、まだABF車が全車両元気に活躍していた時代でした。
今では完全に地下区間になってしまったこの地、踏切脇のクリーニング店とか街の様子をもっと記録してあったらと後悔しますが、それでもハーフサイズカメラでたくさん撮ったつもりでした。
「鉄道(小田急)」カテゴリの記事
- 想い出の光景:26(2021.03.04)
- 想い出の光景:25(2021.02.28)
- 想い出の光景:24(2021.02.25)
- 想い出の光景:23(2021.02.18)
- 今日の一枚 No.100(2021.02.17)
東北沢の渡り線、はっきり写ってますね。それにしても新宿方向に高い建物が見当たらない。京王プラザホテルもまだできていないですね。快速準急もこの頃はカルダン車が原則でしたが、夏ダイヤで江ノ島急行を増発した穴埋めにABF車が駆り出されています。
投稿: モハメイドペーパー | 2020年12月29日 (火) 12時54分
モハメイドペーパー さま
代々木上原界隈の空は広かった~。 一番高いのがモハメッドの三日月でしたからね。
投稿: OER3001 | 2020年12月29日 (火) 22時32分