ブルーリボン賞に輝いたLSE
1980年12月7日、東海道本線湯河原駅で待つこと数十分だったかと。 EF58 94牽引の甲種輸送列車で、OER3001氏は初のLSEとのご対面を果たしました。
陽が傾く小田原駅、国鉄線と小田急線との接続線に停車しました。 構内で待機していたED1041とED1031の重連に牽引され、相模大野の工場へ搬送されました。
何とも慌ただしく12月27日から営業デビューとなり、人気を博しました。
春から行われる鉄道友の会ブルーリボン賞選定の結果、見事受賞。 9月に新宿駅で授賞式が行われ、記念ヘッドマークを付けて運転されたのを代々木八幡駅で待ち受けました。
その後暫く、正面に装飾されて運用に就いていました。 代々木上原駅で上りを待ち受けましたが、営団6000系も想い出となってしまいました。
こちらは和泉多摩川、多摩川橋梁に差し掛かる手前の築堤で。 複々線化でここも線路レベルが高くなり、防護壁に覆われて取れなくなってしまいました。
それから37年、2018年7月10日を持って定期運用から引退。 最後の下り定期列車の運転室には、新宿駅の式典で受けた花束がありました。
上りの最終列車を狙うべく出掛けた場所は秦野。 願わくば富士山が顔を出してくれることを期待していたのですが叶わず。 運転室は、新宿駅のに加えて、箱根湯本駅での花束も加わっていました。
今春開館と報道されているロマンスカーミュージアムで、その勇姿に接することが出来ることを楽しみに待つことにしましょうか。
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コメント
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最終日は下りを厚木、上りを鶴川で撮り、さらにその戻りを代々木八幡~代々木上原間で狙いました。暑いなか、みなさん頑張ってましたね。
投稿: モハメイドペーパー | 2021年1月24日 (日) 18時09分
LSEが登場してから、もう40年経つのですか。登場時の撮影会や試乗会、ブルーリボン賞の授賞式などついこの間のような気がしていますが・・・。
某模型店製の、1/80のLSEを所有しております。足回りは下駄を履き替えています。公開運転会でも人気はありましたね。留置線に止めてあるのを見つけ、「あれ走らせて~」とか、「いつ走るの~」とリクエストがありました。
投稿: 八千代運転所 | 2021年1月24日 (日) 18時55分
◆ モハメイドペーパー さま
そうだったのですか、随分頑張りましたね。
◆ 八千代運転所 さま
あの製品をご所有でしたか、別に小田急好きでは無かったはずなのに!
投稿: OER3001 | 2021年1月24日 (日) 21時44分
いえいえ、隠れ小田急××です。模型と工作の、クハ2450の1/80原寸の図面を利用し、模型とラジオに掲載された菊池先生の製作記事を参考にして、作りました。
もう車両は残っておりませんが、図面と記事の一部は残っています。先頭車と中間車で、車体長が違うことに興味を持ち作りました。(登場時の塗色も好きでした。)
LSEは、販売直後の製品ではなく2次?製品です。当時オークションで高値が続き、冷やすためにメーカーに残っていた未完成部品を集め、抽選販売した製品です。(抽選に応募したら当選しました。)
この他、NSE3100形もありますよ。
投稿: 八千代運転所 | 2021年1月25日 (月) 08時05分
八千代運転所 さま
そうだったのですか! 模型とラジオの方が古くからの雑誌と理解していますが、模型と工作とともに良き参考書でした。
なんだかんだで随分と支出されたのですね、凄いです。
投稿: OER3001 | 2021年1月25日 (月) 17時18分