想い出の光景:26
「想い出の光景:25」からほぼ半年後の1976(昭和51)年4月の記録がありました。
代々木八幡-代々木上原間の高架化工事が進捗に伴い、廃止された踏切に変わって架けられた跨線橋から代々木八幡方向を望んでいます。代々木八幡駅の改造工事模様については別途取り上げたく思っていますが、この時既に上りホームは山側への移設工事が完了しているようで、敷設された線路への切り替えを待つような線形です。
上りはNSE車、下り急行はHE車と言うのも懐かしい時代です。
振り返って代々木上原駅方向を見れば、高架線には線路が敷かれ、架線工事も進んで居ます。折しも通過して行った9000形の走る位置は、完成後は千代田線の線路位置になる場所です。
海側へ回って、代々木八幡方向を望みました。完成間近となった新線の先が、HE車が走る線路への接続を待っていることがわかります。
間もなく小田急線が高架に切り替えられ、現小田急の線路部分に営団線の線路工事となって行きます。
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両側に上げてから真ん中を掘り下げる、考えれば当然の順序だけど、よくやったなと思います。
投稿: モハメイドペーパー | 2021年3月 4日 (木) 09時37分
モハメイドペーパー さま
そうですよね、下北沢の工事もそうですが、鉄道を止めずに進める土木工事には驚愕です。
投稿: OER3001 | 2021年3月 4日 (木) 11時34分