バーゼルの路面電車-2
バーゼルの路面電車については1979(昭和54)年の状況を取り上げていますが、今回はその翌年1980(昭和55)年晩秋に訪問したときの収穫から。この時はバーゼルに宿泊しました。
朝、「ちょっとフランスへの用があって」列車に乗るためにバーゼルSNCF駅に向かう途中で思いがけない車両に遭遇しました。工事用車両だと思いますが、キャブ内には車両と同じオレンジ色の作業服を着た職員さんがいっぱい乗っています。牽引する台車のような車両には何やら機材が積まれていました。
それにしても朝から、ホテルを出たら直ぐに撮影できるように用意しておかないとチャンスを逃してしまいますね。折角なのでその後に続いてきた「18番」も収めておきました。
それにしてもバーゼルの路面電車って、花巻電鉄を思い出すようなスリムなサイズですが、残念ながら全幅などの詳細は掴めずにいます。
車内は斯様な3列シート。
ハンドル形の主幹制御器で運転します。
フランスでの所要を終えて、夕刻に戻ったバーゼル市内。路面電車を降りたのはここでした。右側のビル前に保存車両が置かれていました。
それがこれなのですが、残念なことに“手ぶれ”です。左の赤い部分に書かれたドイツ語は「鉄道模型100周年」。そう、展示会場でした。
展示会は夜まで開城しているので、昼間はフランスへ、夜はこの展示会へと、慌ただしくも充実した一日でした。
« 想い出の光景:27 | トップページ | 今日の一枚 No.104 »
「鉄道(海外)」カテゴリの記事
- スイス国鉄オフィシャル鉄道ウォッチ(2024.03.13)
- Nostalgie Istanbul Orient Express に乗る(2023.10.24)
- München(2023.10.02)
- 地中海の木造電車(2022.09.20)
- お絵描き後遺症(2022.08.26)
「鉄道(路面電車)」カテゴリの記事
- ルーツを探る(2025.02.06)
- 都電杉並線の写真展へ(2025.02.02)
- 伊予鉄道_市内線の魅力②(2024.11.14)
- 伊予鉄道_市内線の魅力①(2024.11.12)
- 久しぶりの広島電鉄(2024.11.02)
コメント